【過去の金融危機から学ぶ】未年は「戦争」というアノマリー?(2015年は?)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

 資産運用相談ホームページブログでは、様々な切り口から資産運用に役立つ情報をお伝えしています。今回は過去の金融危機から学ぶというカテゴリから拡大して『未年は「戦争」というアノマリー(2015年は?)』というタイトルで情報をお伝えします。

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 本題に入る前に、金融の世界(資産運用)では「アノマリー」という用語があります。

「アノマリー」とは、マーケットにおいて明確な理論的な根拠がある訳では無いものの、良く当てはまるとされる「経験則」のことを言います。熟練の金融マンの中にはこの「感覚=経験則」が研ぎ澄まされている人もいたりしますね。

 2015年も早いもので1月が終わろうとしている中で、気が早いのですが2016年に米国で控えている大きなイベントをご存知ですか?

 そうです、米国大統領選挙です。(4年に1度サイクル)つまり、その前年の未年には大統領選挙が行われてきています。よく言われるように、米国経済動向は大統領選によって左右される(富裕層より政策なのか反富裕層政策なのか等)ので、海外積立投資や中長期での資産運用を考える際には非常に大切な選挙動向となっています。

さて、ここで本題に入ります。

 過去、未年を振り返るとあるアノマリーに気が付きます。それは今回のブログタイトルに含めた「戦争」です。確認してみましょう。

2003年 イラク戦争【2004年大統領選挙(共ブッシュVS民ジョン・ケリー)】
1991年 湾岸戦争 【1992年大統領選挙(民クリントンVS共父ブッシュVS無ロス・ペロー)】
1979年 中越戦争 【1980年大統領選挙(共レーガンVS民カーター)】
1967年 第3次中東戦争 【1968年大統領選挙(共ニクソンVS民ハンフリーVS独ウォレス)】

 主にはイスラム圏が絡む戦争が多いですが、歴史的かつ宗教的、利権的な観点から考えると、イスラム世界の裏側にはアメリカの存在(思惑)が見え隠れします。

 上述のイスラム圏とは少し異なるものの、現オバマ大統領の判断が対ISIL(ISIS)への弱腰外交(強行攻策に出られなかった)と批判的に捉えられていた面もあり、昨年の中間選挙での大敗の1つの要因とも言われています。

 また他には1962年のキューバ危機を考えるとアメリカとロシアの関係も見過ごせません。直近の原油安(中東、ロシア)と米国経済のシェール革命(石油の代替)の利権争い、さらにオバマ大統領が大統領最後の年に1つの外交成果として捉えているであろうキューバとの国交正常化への動きなど、米国を中心に世界が慌ただしく揺れ動いているのが見て取れます。

 さて、資産運用の観点に話をまとめると、仮にこのアノマリーが2015年も当てはまってしまったならば・・・例えば株式資産は上下のブレ(ボラティリティ)が大きいので、このような戦争リスクやポリティカルリスクが高まる時には投資額を減らす(ポジション解消)が必要ですし、同時に債券系や下落時にもリターンが出るような資産(ヘッジファンドやインバース型)の比率を高めて、資産全体のリスクを落として置く必要がありそうです。

 日本は長年平和を貫いてきた国であって多くの日本人が、今この瞬間に世界のどこかで戦争や暴動、テロが起こっているとは想像できないと思います。(実際、現在ロシアとウクライナはかなりの緊張関係。また南米ベネズエラ国内では大規模な暴動など)

 平和な世界であり続けることが何よりも望まれますし、未年に当てはまりやすいこのアノマリーが見事に外れて、世界が無事平和であることを祈るばかりです。

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