金融危機後のGDPがピークから底を打つまでの期間比較
先日ブログで過去のデフォルト例をご紹介しましたが、今回はそういった危機後、一人あたりGDPがピークから底を打つまでの期間を比較してみました。
※世界のデフォルト(破綻)国 〜1960-2008年(戦後)
※世界のデフォルト(破綻)国 〜1920-1950年代(戦前後)
※世界のデフォルト(破綻)国 〜1740-1920年代(第一次大戦以前)
<戦後>
4年:フィンランド、アルゼンチン
3年:スウェーデン
2年:インドネシア、タイ、コロンビア
1年:ノルウェー、日本、メキシコ、アジア4カ国
1年未満:スペイン
(平均:1.7年)
<大恐慌>
6年:メキシコ、ルーマニア
5年:カナダ、インドネシア、イタリア
4年:オーストリア、ドイツ、ポーランド、アメリカ
3年:アルゼンチン、ブラジル、チリ、フランス
2年:日本
(平均:4.1年)
世界的な大恐慌(今のような状態)になると、平均でも4.1年は底を打つのに時間がかかるということです。もちろん危機前の状態に戻ることを考えたらもっと時間がかかります。
ではその間、皆さんはどのような運用をすればいいのでしょうか?自国通貨が高くなっていく過程では何もしないのも一つの手段。ただその間は当然ながらお金は増えませんので、ただ収入から消費をして、ある程度蓄えて終わりです。
その期間もお金を安全に増やしたい、という方はお気軽にご連絡ください。
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