【為替】円安は1ドル=何円台まで進む?(円資産目減り)

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

 今回の資産運用相談ホームページブログでは『円安は1ドル=何円台まで進む?』というテーマで資産運用に役立つ情報をお伝えします。

スクリーンショット 2014-08-26 16.22.18.png 昨晩(26日未明)のNYマーケットにおいて、一時1ドル=104円台(約7ヶ月ぶりのドル高円安水準)を付け、本日の東京マーケットが始まりました。結局104円台を割り込み103円後半で推移していますが、ここ数ヶ月間膠着してきた為替推移が少し活発になってきました。

<USD/JPY 1年為替チャート>

スクリーンショット 2014-08-26 16.30.18.png 直近の動きの大きな要因は、21日〜23日にジャクソンホールでのイエレンFRB議長の発言にありました。内容としては、20日に発表された7月のFOMC議事録に沿った内容だったものの、ハト派のイエレン氏にしては珍しく「労働市場の改善が予想よりも早いペースで続いた場合、利上げが想定よりも早く実施され追加利上げペースも早くなる可能性」に言及した、という点からドル買いが起こり今の水準になっているようです。

 さて、本題の「円安は1ドル=何円台まで進む?」ですが、結論としては「分かりません」としかお伝え出来ません!(苦笑)そもそも「円高か円安か」という丁半博打はハイリスク・ハイリターンなFX取引をする場合には刻一刻と考える必要がありますが、中長期(10〜25年単位)の資産運用を考えている投資家にとっては見直しながら考えることなので、日々の為替動向を気にする必要は特にありません。重要なのは「1つの通貨に偏らない」ということ。

 何しろ為替取引は1日平均で5兆3,000億ドル(約530兆4,800億円)で、米ドルのシェアは70〜80%強と言われています。FX取引において個人投機家が100万円にレバレッジ25倍を掛けたとしてもその規模の違いは良く分かると思います。

 中長期での資産運用においては、円高円安どちらかに賭けるのではなく「円高」になろうと「円安」になろうと、どちらにブレても良いようにその為替リスクを抑えるという考え方が重要になってきます。円資産しか持っていない日本人投資家(その多くが保有しているのは、日本株、日本の投資信託、持ち家、給与、保険、自家用車など)にとっては、円安にブレる期間というのは自身の資産にとって大打撃に成りうる訳です。

 そして、少なからず今後の円安要因(つまりは、円資産の価値目減り)が下記のように大きく3つ考えられます。

1.)2015〜2016年頃の米国の利上げ時期
→利上げが行われれば日米金利差が拡大するため、ドル買い円売り(ドル高円安要因)

2.)GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のポートフォリオ変更による外国株式、外国債券比率の高まり
→年金運用資産126兆円のうち約10%が為替取引となる場合は12兆円程度の円売り圧力なので、今後さらに約6円程度は円安にブレる試算です。

3.)日本の貿易収支悪化に伴う経常収支の悪化(=財政問題=金利上昇懸念=国債保有の金融機関へのダメージ懸念)
→これは俗に言う日本国債の問題。中長期的に考えると資源の輸入依存体質の日本においてはボディーブローのように日本の稼ぐ力の低下が蓄積されるので、これも1つの円安要因と考えられています。

 今の水準が1ドル=103〜104円程度なので、上述したように仮にGPIFなどが動く想定では1ドル=110円の壁突破も見えてきます。(今より約6%円安)単純計算になりますが、その分だけJPYの価値は目減りしているという認識ですね。

『なぜ、JPY以外の外貨資産(オフショアファンドや外貨そのもの)を持つ必要があるのか?』

 その単純な答えは円安による円資産目減りのリスクを軽減するためという保険の意味合いがあるということですね。さらなる円安に備えるべく、自身の資産がJPYだけに偏っていないかどうかを、今一度見直してみましょう。

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