米企業、年金積立額不足23兆円(2607億ドル)
最近の株安により運用損が出たことで、米国の企業年金の積立不足が23兆円(2607億ドル)になった。
積立不足が起これば、新たに積立金を毎年の利益から拠出しなければならない。つまりは企業業績を圧迫する。
企業業績が悪くなれば、当然給与やボーナスが減るので、個人消費が落ち込む。
さらに将来もらえる企業からもらえる年金を減らしているというのが現実なので、そうなると将来の蓄えを自分でしていくために、消費を抑えるようになる。当然景気は悪化する。
「これはアメリカの企業だから私たち関係ない」と思わないでくださいね(笑)。日本の企業も同じような状況です。三菱重工業は9月から企業年金の給付額を減らすように決めています。あなたの会社ももうすぐかもしれませんよ(これは笑えないですね)。
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