2011年、年金改革原案
さぁ、いよいよ共産主義まっしぐらになってきました。今回出た年金改革原案がこちらです。
<第1段階(数年後実現)>
・パートへの厚生年金の適用拡大
・専業主婦ら(第3号被保険者)から保険料徴収を開始
・厚生年金と共済年金の一元化
・高所得者への基礎年金減額
・低所得者への年金加算
<第2段階(時期は不明)>
・所得比例年金の創設
・最低保証年金の創設
有権者の多くが低所得者だからか、それともすでに成長がなくなってしまった先進国で起こる経済現象なのかどうかはわからないが、日本がこれ以上の発展と所得UPを放棄し、今ある限られた資産を広く配分するという共産主義の考えにシフトしているのは明白である。
こういったものは、ご家庭やご自身の所得状況などによってどちらの意見になるかが決まってくるとは思いますが、私は自分がどのような状態であれ、経済というものだけを考えるに、共産主義には賛成しません。人は成長をしなければ幸福も得られないと思っています。本当は成長したいのに、昇給したいにも関わらず、自分ができない、もしくは環境(景気、会社など)がそうさせてくれない、となった途端、そういった本心から目を背き、いきなり今の現状で満足することが大事、などという考え方は、単にもう人生GIVE UPしたしか思えません。今回の日本の年金改革原案同じことだと思います。
外国人労働者の受け入れ、観光立国、新しい産業(カジノなど)の育成、世界戦略で成功した後の税金徴収策など、いくらでもまだまだ先にやらなければいけないことはたくさんあると思います。政治家や高齢有権者が今までの考え方だけで制度を決めようとしているから、日本に将来がなくなるのです。
だからといって、政治家や高齢者のリテラシーを高めようなんて思っていては先に日本が破綻します。将来ある若者は、日本がどうという以前に、自分たちの人生は自分たちの人生。しっかりと世界を見て、今の日本の状況を客観的に把握し、自分ができる行動をとってください。ちゃんとした人生を歩み、自分の資産形成をしっかりするのであれば、日本国からもらえる年金など本当はいらないはずです。そのくらい独立した人間になってもらいたいと思います。
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