【積立投資】S&P500インデックスの海外積立投資
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
今回の資産運用相談ホームページブログでは『S&P500インデックスの海外積立投資』について情報をお伝えします。
昨晩、米国株式指数のS&P500種株価指数が最高値を更新しました。(終値1992.37pt)
節目の2,000ptの大台まであと10pt圏内まで迫り、長年「高い、高い」と言われている中でも安定して上昇を続けている株価指数です。
上昇している要因はいくつかあるものの主には下記の2つが挙げられます。
1.)米国経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)が良い=景気回復傾向にある
2.)金融緩和(QE3)によって押し上げられている
実際にチャートを確認してみましょう。
<S&P500 Index 1950年〜2014年>
2009年3月に付けた安値(直近の大きく下落している際)から現在の推移は約3倍になっています。堅調な企業業績と共に上述した金融緩和によって株価が押し上げられている面もあって、特に3年間は10%安の下落調整を経験していないという推移です。
大半の個人投資家は「高い、高い」とある種思い込んで及び腰になり投資できないという環境になっていますが、過去にS&P500が1600 pt台で推移している時に、ある個人投資家が「もう高くなりすぎているから・・・」という事で投資されなかった事を思い出しました。「高すぎる」というのはあくまでその方の主観的な意見(考え)であって、株価というのはマーケットが決めるもので、その時のマーケットヴァリューが適正価格なのです(たとえ、投機マネーが流入していても)。
同様に今から投資するには「高過ぎる」と思う方も多いでしょう。確かに今後、米国株式や経済がどれほど繁栄するかによって株価に折り込まれるので何とも予想はできません。ただ、過去歴史に傚うのであれば、このような右肩上がりに上昇し続けている株式指数こそ海外積立投資で月々一定金額をコツコツと積立投資していくと良い資産なのです。海外積立投資では、元本確保140%と積立期間に応じて各種ボーナス金利が付いてくるので、引き続き指数が伸びていくのであれば積立総額よりも大きな資産を築ける投資手法の1つになります。
タイミングを計って一括で投資する場合には「時間分散」は出来ませんが、海外積立投資の場合には、月々一定金額を機械的に積立投資するので、感情を排除して時間分散に繋がりむしろリスク低減に繋がるのです。
さて、今週末21〜23日に米国のジャクソンホールにてFRB議長のイエレン氏の講演が予定されています。彼女がマーケットや現在の金融政策に関して何かしらのコメントをするのでは無いか?という憶測が本日や今週のマーケット、そして来週からのマーケットで注目されています。
S&P500や為替水準に何かしらのインパクトを与えるのか、はたまた無風で終わるのか、要注目です。