【積立投資】銀行預金より良い金利が欲しいから資産運用する?

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

 資産運用をこれから始めようとする方から良く耳にする言葉に『銀行預金より良い金利が欲しいから』というようなアブナイ考え方があります。

 専門的な内容は割愛しますが、金利については今後の物価上昇率や経済成長なども折り込まれて決まるものなので、バブル崩壊後、デフレ続きの日本だったので金利が付かないが当たり前でした。今の日本の銀行預金や郵便貯金はほとんど金利がゼロの状態です。(優遇キャンペーンなどを除く)

 そして、預貯金というのは元本100%保証(ペイオフ解禁上、とりあえず1,000万円までは)なのでリスクはほぼゼロ(雀の涙程度)。預金者自身がリスクを取っていないのに、預金者がタダで金利(リターン)を貰おうというムシの良い話はありません。(リスクを取っているのは預金を企業や個人に貸し出す銀行)

 ただ面白い事に、世界に目をやればインド大手行の米ドル預金(年利8%)やカンボジアの米ドル預金(8%)など、預けているだけで金利が付くという世界もあります。これは、インドやカンボジアの国が新興国でどうなるか分からないリスクを含んでいる(カントリーリスク)からで、これは預金者もある意味で「リスクを取っている=だから高いリターンがある」ことになります。

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さて「預金より良い金利が欲しくて資産運用を」という言葉には、違和感を覚えます。

 というのも「預金」は自らがリスクを取るものではないですが「資産運用」は投資家自らがリスクを取るものだからです。全くの逆の道を行くにもかかわらず「預金より金利が欲しいから」という短絡的な理由で資産運用を始めてしまう人が少なくありません。運用である以上は「何かしらリスク」があって「リスクを取るからリターン」があって、絶対に元本保証ではありません。

 それにも関わらず資産運用の始めから何となく馴染みがあって簡単そうとの理由で上下の乱高下が激しいFX(外国為替証拠金取引)や株式デイトレードから始め、マイナスになると「こんなハズではなかった・・・資産運用は向いていない」と、二度と資産運用の世界に戻ってこない悲惨な結果を生むことになる方があとを絶ちません。簡単にリターンを上げられるのはギャンブルの結果、もしくは余程研究をした成果です。

 資産運用の経験が無くて始めてしまってはいけないのが、下記3つです。これらの投資(投機)の世界に慣れた方が「リスクを取りに行く方法」で本気で勝負している世界なので、特に資産経験が無い人は容易に足を踏み入れては行けない世界です。

・レバレッジを用いたFX(外国為替証拠金取引)

・株式デイトレード、個別銘柄の売買

・投資信託の毎月分配型(新興国通貨関連)

 投資初心者(資産運用初心者)は「リスクを減らした運用」から始め、中長期的な運用の中でそのリスクリターンのバランスを調整、そして一部にリスクを取れる資産を組み込んでいくという考え方が適しています。

 運用である以上は絶対に「リスク」はあります、が、敢て無理にリスクを取りに行くのではなくて、むしろ抑えるという考え方が大切なのです。具体的にはドルコスト平均法を用いた海外積立投資でファンドの積立、また投資信託(ミューチャルファンド)ではなくインデックス投信(+インバース型)、FXでもレバレッジを掛けない、外貨預金にする、外貨MMFにするなど、方法は様々挙げられます。

 資産運用初心者はリスクゼロの「銀行預金よりも良い金利」という考えから始めるのではなく、「リスクがある資産運用の中でどうすればリスクを抑えられるか」という考えを下に、中長期での資産運用を心がけてみましょう。

 

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