【積立投資】20代、30代でNISAは活用されてねぇさ(ニーサ)!

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。

 20代、30代の資産運用シリーズの記事ですが、今回は『NISA(少額投資非課税制度)』の現状から考える資産運用についてお伝えします。

 2013年末から特に年初にかけて金融庁のお達しの下、各金融機関が右へならえと声高に「NISAで投資!」とNISAの口座開設を呼びかけた甲斐もあって資産運用をしていない人も、1度は耳にした事がある言葉でしょう。

 NISA(少額投資非課税制度)は大雑把に言えば「100万円までの株式やファンド投資(運用益や配当)の利益部分に非課税枠が付いている証券口座の制度」というものです。毎年100万円までの投資で、5年間適用されるので最大500万円分の取引に対して非課税枠があるという解釈にもなります。より詳細については今回は割愛しますが、要はそういう制度だと思って下さい。

 さて、鳴り物入りで導入されたこの制度、私はこの制度を別名『自分の年金は自分で何とかして下さいね制度』と勝手に呼んでいます(苦笑)。年金制度といえば確定拠出年金(401k)というものがあるのでNISAは年金制度ではなく投資制度なのですが、国としては「自身の資産運用を自分でして下さいね〜」というのを暗に示していると思います。特に(先々の年金に期待が出来なくなりつつある)若者に対するNISA活用の啓蒙を金融庁主導でやろうとしている点からもそう思います。

 では、現時点において実際に20代、30代などの「若者」にどれだけ浸透し活用されているのでしょうか?

<NISA口座の利用状況等についてー平成26年6月金融庁より>

スクリーンショット 2014-06-25 18.09.57.png 20代、30代の人口が上の世代と比較して少ないというのは無視して、口座開設比率で全体のたった10%ということのようです。50代から70代にかけては既に証券口座を持っている場合が多いので、担当の証券マンからの営業攻勢で口座開設をした印象を受けます。この世代にとっては一括で大きな額(100万円以上)の投資が出来る世代なので、20代、30代と比較するとNISA活用というのはほとんどメリットはありません。

<若者の投資への関心などについて>

スクリーンショット 2014-06-25 18.19.25.png 20代、30代の投資に関する最も大きな要因が『若いために投資する資金がない』ということのようです。これは全ての人に当てはまる理由ではありません。若くとも月々いくらかは預貯金をしているはずなので、その資金の全てを「預ける」のではなく、いくらかを「運用する」という考え方にシフトするだけなのです。

「なぜ預貯金をするのか?」という問いに対しては、

「何かあった為」という理由を多く聞きます。

 「結婚資金の準備」や「車を買うため」「旅行のため」など明確な理由があれば、資金の流動性の観点から現預金にしておく必要がありますが、

 「何かあった為」という「何か」を明確に出来ていない20代、30代が多いと思います。その「何か」が「病気や事故」であれば、加入している保険で対応できるはずで、対応できなければ保険に加入をするという考え方になります。

 ということは、漠然とほぼゼロ金利で「預貯金」をしているという方が多いのです。

 特に20代、30代は幼い頃から「預貯金は善」というような教育を受けてきた人が多いと思います。20代、30代の親御世代は、自分たちが預貯金に預けていれば年間8%などの金利が付いた時代の経験があるからです。お金が勝手に増えた時代です。これは素直に羨ましいと思います。

 一方の20代、30代が生きている時代では銀行預貯金の金利はほとんど「ゼロ」です。親世代とは雲泥の差です。素直に親世代の言う「預貯金」をしたところで増えるはずがありません。だからこそ本来、NISA口座や海外積立投資などでコツコツと積極的に資産運用をする必要があるのは、50代以上の親世代よりもむしろ20代、30代なのです。預けていて金利が付けばリスクを取ってリターンを得るという資産運用をしなくとも資産は殖えますが、今は決してそういう時代ではありません。

 最近、インドに住む友人と連絡をとったところ、現地の大手行の預金金利は8%と言っていました。同じ時代に生きていても日本の「ゼロ金利」で慣れてしまっていると感覚がマヒしますが、世界には金利が付いて当たり前の世界が広がっています。だからこそ、海外積立投資ではボーナス金利が最大5%つくのですが。

 20代、30代は自身の資産運用について、全てを日本の常識や上の世代に当てはめるのではなく、若さを活かしていち早くグローバルな資産運用を考え、行動してみるのが良いと思います。

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