世界のデフォルト(破綻)国 〜1740-1920年代(第一次大戦以前)
以前のブログで戦前と戦後のデフォルト国のリストを書きましたが、そのさらに前、第一次大戦以前のデフォルト国がこちらです。
※世界のデフォルト(破綻)国 〜1960-2008年(戦後)
※世界のデフォルト(破綻)国 〜1920-1950年代(戦前後)
中国 1921年 国債返済を延期
ロシア 1917年 債務返済拒否、金(ゴールド)、外貨を没収
アルゼンチン 1890年 国内外債でデフォルト
アメリカ(10州)1873年 デフォルト、最も遅く完済されたのが1919年
メキシコ 1850年 国債の価値を約半分に減額
ペルー 1850年 国債価格急落のため再編
アメリカ(9州) 1841年 3週が債務返済を全額拒否
デンマーク 1813年 国内債務を39%減額
アメリカ 1790年 一部の利子を10年繰延
イギリス 1749年、1822年、1834年、1888年 利率の低い債券(0.5%程度)へ強制転換
この時期になるとアメリカやイギリス、デンマークのような'優良国'までもがデフォルトを起こしているのがわかります。長期で見たら、絶対にデフォルトしないと言える国などないといういい例ですね。