公的年金の運用利回り(2011年7~9月)
皆さんが将来もらう(はず)の年金。100兆円という巨額資産なので、運用をして増やさないともったいないことになる。しかし運用した結果は-3.32%(3兆7326億円損)。
運用資産の内訳は以下のとおり。
国内債:68.28%
日本株:11.42%
外国株:9.25%
外債:8.37%
その他:2.68%
運用不信の原因はおそらく皆さんと同じで(笑)、国内株、外国株、外国債券での損失である。
ちなみに約70%もの資産( 約70兆円)を投資している国内債(要は日本国債)。今のギリシャ、イタリアのように財政破綻があったとすれば、日本国債の価格も急落することになる。急落した場合、皆さんの年金資源も同時に経ることになるので、当然のように皆さんに今まで通りの年金も支払えません。それでもおそらく過去支払った分まで返してくれとは言えないので、財政破綻(デフォルト)の前に早く歳を取ってもらったもの勝ちということです。。
さて今後は国や会社に期待をする時代ではありません。自分の資産、家族、将来はご自身で守っていきましょう。年金問題に関して言えば、サラリーマンの方は年金を払わないわけにはいかないので(給与から勝手に徴収される)、更に違う所で、ご自身の年金を作っておきましょう。それが積立投資なのです。
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