【第4回】いつでも投資できるオフショアファンドをご紹介します。 | 【公式】資産運用相談ホームページ
こんにちは。河合です。
それではいつでも投資できるオフショアファンドをご紹介します。
オフショアファンドにも2種類あり、「ミューチュアルファンド」と「ヘッジファンド」があります。
「ミューチュアルファンド」は要は投資信託のことです。
「買い」しかできませんので、相場が上がらない限り利益がでません(「空売り」はできません)。
また今や国内の証券会社のどこでも、だいたいある程度のファンドが購入できるので、海外に送金してまでオフショアのミューチュアルファンドに投資する妙味というのはかなり薄いです。
しかし妙味が大きいのが「ヘッジファンド」。
ヘッジファンドは「ヘッジ(空売り)」をしながら運用するので、下げ相場でも利益が出せます。
ヘッジファンドは残念ながら日本国内ではほとんどなく、あったとしても、いつでも売買できるよう オープン(継続投資)型ではなく、クローズ(単位)型というのがほとんどです。 先日もオフショアでは代表格の「ポールソンファンド」が野村證券で販売されていました。
オフショアではこのようなヘッジファンドが、毎月1回売買できるようになっています。
それではオフショアのヘッジファンドを一つご紹介しましょう。
本日は3A Commodity Fundというファンドです。
STEP1)
まずはこちらのURLをクリックしてください。
STEP2)
上方の「Fund of Hedge Funds」というところをクリックします。
STEP3)
今日見ていただきたいのは「3A Commodity Fund(USD)」なので、そこをクリックします。
STEP4)
「Disclaimer」が出てくるので、一番下の「Accept」をクリック。
STEP5)
次のページにすべてのデータが出ていますが、月次レポートが一番見やすいので、一番下までスクロールして、「Monthly Report」の下の「3A Commodity Fund(USD)」をクリックし、ダウンロードします。
このファンドはコモディティ(商品)で運用しているヘッジファンドです。
コモディティ(商品)とは、原油や金、プラチナ、穀物などの資産のことです。
限られた資源を新興国が大量に消費しているので、どんどん価格が上がってますね。
あなたは、コモディティ資産を持っていますか?
右上の2004年からの「Performance Chart」を見ると、一番上がこのファンド、下二つがヘッジファンド全体の平均と、コモディティ価格の平均価格の推移です。
次に真ん中の「Monthly Return」を見ます。
毎月の数字と共に、一番左の「Year」というところに、毎年の年間パフォーマンスが出ています。
2004年から2009年(昨年)まで毎年プラス、多い年で40%も上がっています。 これを年間平均で見るためには、上の「Performance Figures」を見ます。
この一番下「3-year」というのが3年間の年間平均。
+17.50%です。
「Since inception」つまり開始以来からのトータル収益は+71.04%です。
このファンドの購入条件は一番下の「Administrative Information」を見ます。
ここの一番上に「Minimum Subscription」とあり、右手に「USD 10,000」とあります。
つまり10,000米ドル(約90万円)から投資できる、という意味です。
「ヘッジファンドは1億円からしか購入できないんじゃないの?」 というご質問を多くいただきます。
たしかにオリジナルの「ポールソン・ファンド」のように1億円からしか投資できないファンドもありますが、しかし現実は、このような小口から受け付けてくれるヘッジファンドもあります。
このファンドはあくまで一例で、このようなヘッジファンドがたくさんあります。
もちろん一口でヘッジファンドといっても、いろいろな戦略があるので、同じヘッジファンドでも 分散して持つことも大事です。
あなたは、ヘッジファンドという資産を持っていますか?
先程のコモディティと同様に、運用資産の一部に必ず必要な資産です。
まだ持っていなければ、これから少しずつ入れていきましょうね。
次回はヘッジファンドの種類と、ヘッジファンドの資産運用における役割をご説明します。
- 前の記事
- 【第3回】オフショアの元本確保型ファンドです。
- 次の記事
- 【第5回】ヘッジファンドの種類と役割です。
関連記事
-
【第186回】2億円の国内資産(株、投資信託)から出た配当を1000万円単位で海外のヘッジファンドへ投資されている事例です。【広島県 開業医 50代前半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は日本国内で2億円の資産を株やファンドへ投資していて、そこから出て 記事を読む
-
【第88回】3/14締切の固定金利商品(4.25%、5年)にUSD 200,000(約2000万円)投資された事例です。【東京都 会社役員 30代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は先日ご紹介した固定金利商品(4.25%、5年)にUSD 20 記事を読む
-
【第13回】 7000万円をオフショア資産管理口座を介してオフショア投資した事例です。【ニュージーランド 会社員 50代前半 女性】
こんにちは。河合です。 それでは今までオフショア投資をされている方の「投資 記事を読む
-
【第149回】お金のプロが選んだのが海外積立投資でした。【東京都 税理士・社会保険労務士 30代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日はお金のプロである税理士・社会保険労務士が海外積立投資を始められた 記事を読む
-
【第150回】米ドル建て一時払い個人年金(10年満期)の満期金30万ドルで3.25%固定金利を始めた事例です。【長野県 開業医 50代前半 女性】
こんにちは。河合です。 本日は日本の個人年金保険の満期金30万ドル(約3600万円)を海外の固定 記事を読む
-
【第43回】スイスプライベートバンク口座開設の事例です。【東京都 会社役員 30代後半男性】
こんにちは。河合です。 本日はスイスのプライベートバンクを開設された方の事 記事を読む
-
【第8回】オフショアの「海外積立投資」をご紹介します。
こんにちは、河合です。 それではオフショアにある「海外積立投資」についてご 記事を読む
-
【第209回】既契約者の紹介からの海外積立投資開始です。【神奈川県 会社役員 40代後半 男性】
こんにちは。河合です。 本日は以前本メルマガでもご紹介したクライアントからのご紹介で海外積立投 記事を読む
-
【第199回】世界的株安のこのタイミングで、140%元本確保型海外積立投資を増額された事例です。【山口県 会社員 40代前半 女性】
こんにちは。河合です。 本日は以前も本メルマガでご紹介した方が、更に海外積立投資を増額された事例 記事を読む
-
【第46回】新しい海外積立投資の事例です。【東京都会社員 20代後半男性】
こんにちは。河合です。 本日は2012年8月に新しくなった海外積立投資へ投資された方 記事を読む