プラチナ投資とは?
本日の記事は「金投資」「銀投資」に続く第3弾で「プラチナ投資」です。
まずこちらのグラフをご覧ください。
これは金、銀、プラチナ、パラジウムの金属加工需要全体に占める「宝飾品」と「工業需要」の割合です。本来はこの加工需要以外に金融投資による需要もあるのですが、ここでは加工需要だけに絞って見てみます。
この表を見てもらうとわかるように、金の宝飾品と工業需要の割合は3:1ですが、その他の金属は1:3となっています。つまり工業需要の方が多いということです。
その中でもプラチナの工業需要のほとんどは中国に依存しています。100%に近いと考えていいそうです。
つまりは今までの価格も、これからの価格も中国の景気に連動しています。
こちらのチャートをご覧ください。
このチャートはプラチナの10年チャートですが、下が2003年からの香港株指数(HSI)のチャートとなります。
似ていますよね(笑)。つまりプラチナは今後上昇すると思われますが、中国株と連動しているということは、あまりポートフォリオの分散効果はないようです。
分散するのであれば、やはり金ですね。
次回はその金による分散効果をちゃんと行うことで、日本の投資信託とはまったく違ういい運用をしているオフショアのミューチュアルファンド(「買い」だけの投資信託)をご紹介します。
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