日本版ISA(少額投資非課税制度)とは?
本日は来年始まる日本版ISA(少額投資非課税制度)について解説します。
名前は難しいのですが、仕組みは簡単。
「毎年、投資額500万円までの利益(税率20%=100万円)までが非課税」
というものです。
今は株や投資信託などの税率が10%(暫定減税)ですが、来年それが20%に戻ります。ただ戻すだけだと株式市場にインパクトが強いので、こうしたISAという制度で少額投資家だけはむしろ減税にしよう、というものですね。逆に大口投資家(お金を持っている方)は本来の倍の税金を払ってください、という内容です(笑)。
小口の投資家にとっては税金が減る話なので、当然いい話。ポイントとしては先にISA口座を作ってから、その中で売却しないと非課税にならない、ということです。ということで損はないので、まずは口座を作ってその中に入れておきましょう。
ISA口座開設のお知らせは大手証券会社から順にそろそろ届いている頃かと思いますが(クライアントから教えていただきました)、まだ届いていないという方は証券会社に問合せをしてみるといいかもしれません。大手とはいえ、顧客管理が漏れている例は山ほどあるので、なんでも証券会社、銀行、役所を信用するのではなく、自分自身で行動して解決していくことが大切ですね。。
先日行った弊社セミナーでも後半弊社パートナーの税理士・公認会計士先生を招いてこの日本版ISAの話をしていただきました。とてもわかりやすいので、そちらもご参考にしてください。今なら特典でその後の個別相談(1時間)も無料にしております。
ツイート