ヘッジファンドの誤解

 「ヘッジファンド」と聞くと、どんな印象を持つでしょうか?

・先日あった元ナスダック会長マードック氏のような詐欺ファンド?
・ジョージ・ソロスのようなひとつの国の通貨を大暴落させるような投機家?
・年金基金や大学基金、世界の富豪たちの資産運用を任せるような個人投資家は縁のないような存在?

 どれも間違いではないのですが、おそらくそう思われるのもマスコミを通してそう感じられるのでしょう。また、このブログを読んでいただいているのは日本人。日本人のヘッジファンドマネージャーというのは残念ながら存在しないので、どんなものか正確に把握できないのも事実です。

 今回私が読んだ『プロが教える海外資産投資』という本に、丁寧に書かれています。この本は1997年出版ではありますが、状況は今も変わりません(それ自体正直怖いと感じたのですが)。いまだに、日本へは海外の投資商品に関する正確な情報が入ってこないですし、ヘッジファンドに対する投資家の認識も間違ったままです。本の中では、当時の状況で、なぜヘッジファンドが誤解され、悪い印象を受けているのかを、以下のように書いています。

・経済記者の取材先であるウォールストリートに嫌われているため
・アメリカのヘッジファンドは通常リミテッドパートナーシップ(有限組合)をとるため広告が禁止されており、あまり自らを説明しようとしないため
・難しすぎてよく記者が理解できないため

 私は以前野村證券で働いていましたが、その頃の同僚に「ヘッジファンドってどんなイメージがありますか?」とわざと聞いてみます。すると、上記のような答えが返ってきます。そう、日本で第1種外務員登録をしてアドバイザーでないにせよ、金融商品を販売している人達が、です。それは・・・

・野村の中で扱えるヘッジファンドが少ない
・野村の中にいても、海外の投資情報は一切入ってこない
・ヘッジファンドのように長期投資(基本、3〜5年以上)は、回転売買できないので営業マンは好まない

という理由からですが、それにしても、これでは末端の個人投資家に正確な歪みのない情報がいくわけもありません。まぁ、海外の正確な情報が入ってこないのは、金融商品に限らないのですが、、。日本に住む、もしくは日本へ旅行へ来た外国人は皆一律、日本に住んでいると、海外で何があったかなど全く情報が入ってこない。知らないうちに、母国でテロがあったり、国のトップが代わったりしている、といいます(笑)。この体質は変えようがないと思いますが、今はネットがあるだけましですよね。。

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