野村「内なる国際化」の行方

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 リーマンを買収した野村が、「内なる国際化」ということで動いている。

 私が野村證券を退職したのは、ちょうどリーマンショックが起こる前日だったので、その後のことは同僚から聞くか、こうして新聞から取れる情報のみなのだが、以前はがちがちに今まで通りのやり方を通して、労組でもひたすらごまかしごまかし、従業員をなだめるだけの「御用聞き組合」と言われていてましたが、渡辺社長の元、サブプライムローン絡みの負債をバッサリ切り、リーマンを素早く買収し、そして社内でも「国際化」の制度をどんどん作って前へ進んでいるよう。

 この記事の中でも、大手町本社の3階債券トレーディング部のトップをリーマン出身のインド人に任せているそう。一方、元リーマンの外国人に、毎朝「社歌」を歌わせているところもあるという(笑)。職場で宗教や思想を押し付けられることを嫌う(というよりも違法だと思っている)白人の、仕事帰りにパブへ行って、大声で愚痴をこぼしている姿が目に浮かびます(笑)。。

 しかし、野村の元々の社員が、リーマンを買収したことで、世界の壁を再認識しているのも事実。記事の中では、ロンドンで働く元リーマンの社員から送られてくる英語のメールを見て、「実力が違いすぎる。我々は世界のレベルを知らない井の中の蛙だった」とコメントしている。これは多くの野村社員が認識すべきところだと思う。

 野村證券という会社は、国内では、リテール(個人)、法人共に圧倒的なシェアがあり、向かうところ敵なし。リテールのコミッションの競争でも、他社など話にも出てこない。野村社内の他店の各営業マン(実名)の数字が、毎日更新され、毎日自分が全国で何番目にいるのか、を把握できる環境にある。それを365日何年も続けていると、他社のことなど全く気にしなくなる。他社で何が売れているか?よりも、他店で何が売れているか?の方が気になるのである。

 今、NHKで『龍馬伝』がやっているが、それに出てくる武市半平太が、「尊皇攘夷」(要は天皇を敬い、外国を排他すること)と、「外国人を皆切る」と言っているが、これと同様の考えの人間が野村社内にもまだいるのも事実。そのうち「倒幕だ!」と言い出すのだろうか(笑)。

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