相場の風が吹く

証券会社という業種は特殊な業種で、一般の方(メーカー勤務等証券会社以外の業種の方)から見るとどうやって儲けているのか不思議に思われることが多いです。当然ながら基本的には個人投資家の売買から発生する手数料(コミッション)から稼いでいるのですが、こういった相場下落局面(ここずっとそういう相場が続いている)では皆さん投資しないんじゃないの?感じられると思います。

しかしおもしろいもので、どんな相場環境だろうと証券会社は収益をあげることができます。この時、営業マンは「相場の風が吹く」と言います。つまりはこういうことです。


(事実)
米国債が格下げされた
     ↓
(個人投資家)
・自分の持っている資産が損するんじゃないか?
・今から投資するのには良くないのではないか?
     ↓
(証券マン)
・相場が変わったので、売却して〇〇ファンドにしましょう(売買手数料が入る)。
・長期で見れば問題ないので、そのまま保有し続けましょう(損切りはクレームになるので後回し、上がるかどうかは関係ない)。
・それでも毎月〇〇円の分配金が入ってくるので、損はしていませんよ(これは嘘、分配金はただの資産の取り崩し)。
・下がった今こそ買いです。安いところで拾わなければ投資では儲かりませんよ(こうして永遠にギャンブル投資を続けていく)。


今回はネガティブ要因からのセールストークでしたが、ポジティブ要因になれば、その逆のセールストークが出てきます。


・利益確定をして、次の〇〇ファンドへ乗り換えましょう(売買手数料が入る)。
・お客様の持っているファンドよりもこちらの方が上がっていますよ(売買手数料が入る)。
・こっちの方が分配金が〇〇円多いですよ(分配金の多さは収益とはまったく関係ない)。
・定期、外債、個人向け国債よりもこっちの方が儲かりますよ(どんどんハイリスクへ傾斜していき、手数料の高い商品へ誘導される)。


身に覚えのある方が多いのではないでしょうか?現実には相場環境は変化して当然だが、長期投資において投資には不変のものがある。だからその軸をぶれない投資をしておけば、米国債が格下げになろうが、多少円高になろうが、日本株が下がろうがまったく関係ないのです。心配することもなく放っておいて、自分の人生を謳歌することができます(外国人投資家はこのように投資をしている)。

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