株式投資とは? 〜資産運用初心者のための入門講座
デイトレーダーやすでに株の経験が豊富な方は読み飛ばしてくださいね。
まず「資産運用」、「投資」というと株式での運用を連想される方が多いです。しかしここに最も大きな間違いがあります。まず資産運用をするためのツールは大きく分けてこれだけあります。
・株式
・債券
・為替
・投資信託
・不動産
・コモディティ(商品)
・ヘッジファンド
そしてこれらが日本のものか、外国のものかで、為替が絡んできたり、市場環境が違ってきたりで、複雑になってきます。株式、特に日本株というのはその本の一部でしかないのです。
投資(資産運用)初心者の方にハッキリいいます。株式投資はしなくていいです。なぜハッキリ言わないといけないかというと、統計で株式投資は9割以上の方が結果的に負けています(これは期間、タイミングによって違ってきますが、概算で)。つまり、初心者の方が初めてする資産運用が株式で、それで失敗してしまっては、その後「資産運用」自体をしたくなくなってしまいます。
本屋にある資産運用の本を適当に開いてもらえればどこにでも書いてありますが、株式投資というのは、上に書いた資産運用の種類の中で、最もリスクの高いものです。普通初心者であれば、リスクの低いものから試していくべきですよね?それが1999年の金融ビッグバンによって、株式の売買手数料が自由化され、IT革命によってネット証券が代頭し、誰でも気軽に株式投資ができるようになったことから来ています。事実、私も学生ながら、株式投資を始めました。中国に留学していた時も、SBIの口座を持ち、ネットを介して売買してきました。ずっとSONYを売買していたのを覚えています。買った時、負けた時とありましたが、結局デイトレーダーのように、一日中株ばかりも見ていられないので、止めました。
初心者であれば、リスクを抑えられている投資信託(ファンド)をするべきです。手数料が高いという批判がありますが(これも事実)、損をしては手数料どころの話ではありません。初心者なら手数料を払っても、ちゃんとした運用をして、徐々に勉強をしていくという姿勢は必ず必要でしょう。
最初の一歩目を踏み外さないように気をつけてください。
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