投資信託の種類 〜REIT(リート)とは?

 意外にも問い合わせの多いREIT(リート)。今日はこれについてご説明します。

 REITとは不動産を株式として上場しているものを言います。つまり株式と一緒だけれど、中身は不動産物件だけがたくさん詰まっている、と考えていいです。

 株と一緒ということは、いつでも売買できます。例えばJ-REIT(日本のリート)最大手の日本ビルファンド投資法人をYahooファイナンスで検索します(リンク先)。すると株価が秒単位で見ることができます。株と同じなので、指値もできますし、配当も出ます。配当が不動産でいう「賃料収入」ですね。。

 これを投資信託(ファンド)でまとめているものもあります。例えば以前書いたこれ。このファンドも世界中のREITを対象に、REITだけで投資信託にしています。一つの銘柄(例えば日本ビルファンド投資法人)でも、いろいろな物件(オフィスビルや商業施設、マンションなど)を持っているが、投資信託にすることで、さらにこれを世界中に、数多く分散することができます(もちろん手数料もその分かさばりますが。。)。

 通常、普通に不動産投資をするとなると、数千万円からの物件しかありませんが、これであれば、安い銘柄で10万円以下で購入でき、同様に配当が5%~10%取ることができます。しかしデメリットが3点あります。

・流動性が高いことで、不動産現物よりも価格が上下にぶれる。
・株と同様、毎日価格がわかってしまうので、下がっていると焦って売却したくなる。
・銀行での借入をして不動産投資するわけではないので、運用としてレバレッジが利かない。

 メリット・デメリットを理解して、自分の性格と投資方針に合っているかどうか考え、実際投資するかどうか決めましょう。。

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