投資信託の種類 〜投資初心者のための入門講座
それでは続きで、投資信託の種類です。投資信託(ファンド)は要は人に運用を任せているだけで、運用先は自分でする場合と変わりません。つまり
・株式
・債券(国債、社債)
・コモディティ(原油や金などの商品)
・不動産
・為替
基本これだけです。たったの5つ。簡単なことです。これをまとめてセット販売したのが投資信託です。
株式といえば、日本株、世界株、新興国などあります。しかしどれもハイリスク=ハイリターンです。
債券といえば、国が出している国債か会社が出している社債がメイン。債券は基本金利収入を目的としていて、満期まで持っていれば元本は返ってくるので、ローリスク=ローリターンと言えます。
コモディティといえば、先物取引があるかと思いますが、あれは単なるパイの取り合いのゲームなので、資産運用とは関係ありません。忘れてください。それ以外に資産運用として、原油や金、プラチナなどに投資できます。最近は中国などがバンバン消費しているので、資源価格が上がってますよね。
不動産といえば、皆さん一番身近でしょう。あなたが住んでいるところ、あなたが働いているところ、皆誰かの所有物。借りていれば大家さんに賃料収入が入ってきますし、自己所有であれば、売った時の値段が、買った値段より多いか少ないかで損得が出る投資となります。
為替といえば、FX(Foreign Exchange)という人もいるでしょう。しかしこれは今やレバレッジ(借金をして自己資金以上の大きな取引をすること)が効く、マネーゲームと化しているので、これも資産運用になりません。忘れてください。純粋にあなたがアメリカへ行ったとき両替したドル紙幣をそのまま今も持っていて、円安になっていればあなたは得している、という為替です。
これらの投資対象に、ファンドマネージャーがああしようこうしようと考えて投資をしているのが投資信託(ファンド)です。
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