【初心者の心得】残念な投資家にならない為の3つの心得

こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーの眞原です。

今回の資産運用相談ホームページでは、投資初心者の資産運用の考え方に関する情報です。

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 私は投資アドバイザーとして(また野村證券マン時代にも)、年齢、性別、職業問わず様々な投資家の投資スタンスや考え方を見てきました。少し耳の痛い話かもしれませんが、その中には「残念な考え方の投資家」もいました。

 なので、これから投資を始める人や投資初心者は、その考え方をする人を反面教師にして、そういう考え方に陥らないように自身の資産運用に反映させてもらえたらなと思います。

さて、「残念な・・・」というのは曖昧な表現なので「資産運用をする上で、心得ておくべきことを忘れている人」という風に定義にします。

それでは具体的に3つの心得を挙げてみます。

心得1.)資産運用リターン目標設定を心得る

 資産運用を始める前には「なぜ運用をするのか?」を考える人は多いですし、運用を始めるキッカケはそれぞれ違います。

 例えば「相続で資産を引き継いだから」「こどもの為に残してあげたいから」「自分の将来が不安だから」「ちょっと短期で儲けたいから」「運用の雑誌を読んで簡単そうだから」「証券マンや銀行員に勧められたから」など、様々あると思います。

と同時に本来考えるべきは「年間何パーセントの運用リターン目標があるか」という点です。

この観点が抜けているのが「残念な投資家」です。

 年間リターン目標が無く何となく始めた資産運用では、単純に目先の株式や為替の上げ下げに一喜一憂して、感情的になり、日々のマーケットに翻弄され続ける結果に繋がりやすくなります。

そうではなく、

 運用を始める時や新たな資産に投資する際に、自分の年間リターン目標に照らし合わせるからこそ、投資すべき資産や投資比率配分が違ってきて目先ではなく中長期での運用を目指せるようになるのです。

心得2.)投資を始めてからの運用状況確認を心得る

 心得1.)と通じますが、いざ運用を始めると自分の運用状況を全く見なかったり、一体何に投資しているか分からない、ファンドレポートなどの通知にも目を通さない、という残念な投資家が沢山います。彼らは、大前提として「自分の資産運用」にも関わらず、いざ資産運用を始めると自分自身が全くその内容を把握していないという摩訶不思議な現象に陥っています。

 確かに日々の上下を気にする必要は全くないものの、例えば3ヶ月や半年、1年に1度は運用状況を確認するというのは投資家としては当然です。「毎日忙しいから状況なんて確認できない」というような声もよく聞きますが、自分の資産運用にも関わらず、自分で確認しなければ一体誰が確認するのでしょうか?これは心得3.)にも繋がります。

 中長期に渡って運用状況を確認せず(それまでの経緯などを追わず)、資産やまーが下落しているタイミングにのみ焦点を当て、その時の運用状況を非難する投資家が中にはいますが、その前によくよく冷静になって、それまでの運用状況やマーケット概況を確認した方が良いです。運用をしていれば、必ず上下はあるので、その上下のブレの因果関係も必ずあります。そうなる経緯を確認せずして結果を問うというのは残念な投資家の考え方です。

 資産運用を始めると、必ずファンドレポートや新聞、経済ニュースに目を通す、また数ヶ月や1年に1度は自身の運用パフォーマンスを確認するなどを習慣化した方が良いです。これによって、目標リターンに対する利益確定や損切りなどの決断ができるようになります。

心得3.)自己責任を心得る

 資産運用を始めると立派な個人投資家(運用の意思決定は自分自身)です。
 運用である以上は、必ずリスク(ボラティリティ=上下のブレ)があって、だからこそリターン(利益)が生まれるというのが資産運用です。

 「運用資産を減らしたく無いけど、高いリターンが欲しい」という考えを持つ投資家がいますが、この考え方はあり得ません。減らしたく無ければ運用はしてはいけませんし、銀行預金、ゆうちょ貯金、(もしくは国債)に預けるしか無く、低い金利で甘んじるのみです。

 投資家は、証券マン、銀行員、インターネット、投資本、投資アドバイザー、セミナーなど様々な情報を元に(いくら押しが強い証券マンであっても、短期で儲かりそうという甘い考えであっても)最終的に投資家自らの意思決定において投資判断をしています。その投資をしないという意思決定もできるのです。この選択が自己責任です。(もちろん、正確な情報を元に下した判断に限る)

 これは行動ファイナンスという経済学で研究されていますが、この自らの選択(自己責任)を転嫁する残念な投資家も中にはいます。それは特に損失時において「あの証券マンが強く言ってきたから」「こんな事になるとは思っていなかったから」「なぜ予測できなかったのか」「こうなるなら売却していたのに」「元本保証と思っていたのに」などの自己防衛の為の解釈(損失回避バイアス、アンカリング、自己責任原則など)が始まります。

 結局、残念な投資家の考え方に共通するのは、心得1.)の資産運用目標リターンを持たず、心得2.)の運用状況を確認していない、故に3.)他者依存(自己責任の放棄)になりやすいという傾向が挙げられます。なので、今から資産運用を始める投資家が残念な投資家の考え方にならないようにするには、3つの心得と共にこのような投資ヒアリングシートの項目を考えると良いでしょう。

 もちろん皆がみな資産運用をしなければ行けない訳ではありません。ただ一方で、今後の日本経済や人口動態、年金構造などを踏まえると、放っておいて資産が増える時代ではなさそうです。だからこそ退職後にその時に想定される経済環境下で「自分の目標とする資産を持っているのか?」という所に焦点を当てて、資産運用についてあれこれと考えてみる必要があるのではないでしょうか。

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