外貨資産は保険
外貨資産を未だにリスクだと考える方がいます。日本円は安心、外貨は損するかもしれない、と。
※<strong><a href="http://k2investment.blog26.fc2.com/blog-entry-852.html" target="_blank" title="為替リスクについてはこちら">為替リスクについてはこちら</a></strong>
これは間違いどころか逆だと理解してください。つまり<strong><span style="font-size:large;">外貨資産は保険</span></strong>だと思ってください。
保険というのは何かが起こった時に最低限のリスクヘッジとなることを言います。外貨資産がどのような時にリスクヘッジになるのかというと、例えば日本がハイパーインフレ(超円安)になった時。日本の国家破綻(厳密には国債の発行額未達)が起こり、円への信用もなくなり、円安になります。その時外貨を持っていたら?円安になった時のインフレ(日本は資源など外国からの輸入に頼っている)に耐えられるようになります。
同様に国家破綻時、自分の預金を自由に引き出せなくなります。取り付け騒ぎです。引き出せなくなった紙幣を引き出すには、日本円でない外貨が必要になります。
以下は私が見ている限り、多くの日本人の方が保有している資産です。
<strong><span style="font-size:large;">・預貯金
・定期
・国債
・株
・投資信託
・生命保険
・自宅
・投資用不動産(収益物件)
・銀行からのローン(借入)</span></strong>
さて、これらの通貨は何ですか?私が見る限りほとんど日本円ではないでしょうか?日本円で持っていれば日本円の価値が急激に下がった時に、為替によってご自身の資産が目減りするどころか、インフレになるとそのものの価値が下がります。せっかく頑張って3000万円の貯金をしても、ドルが80円から160円になって、さらにインフレが起こったとすれば、単純に計算をしても今の価値でいう1500万円分のものしか買えないことになります。
1億円の収益物件(マンションなど)を持っていたとしましょう。これも半分なので、5000万円の価値しかありません。ローンに関しては、逆にローンの価値が下がることは借りている側からするといいのですが、物件そのものの価値も同時に下がります。
だから外貨を持っていればいいのです。(ほとんどですが)日本よりも信用できる国の通貨(米ドル、英ポンド、スイスフランなど)を保有しておいてもらえれば、それだけで保険になるのです。もちろん保険ですから、全部の資産を、という話ではありません。半分、1/3などそうしておけばいいだけなのですから、そうしておいてください。生命保険のような高い維持コストもかかりません(笑)。
具体的な方法としては以下の3つ。
<strong><span style="font-size:large;">1)日本の金融機関(銀行、証券、外銀)で外貨にしておく(外貨預金、外貨MMF)
2)海外の銀行口座を開く(HSBC香港など)
3)スイスプライベートバンクで安全に保管する</span></strong>
2)、3)に関してはこちらをご一読ください。
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