オフショアファンドFactsheet用語集
海外のファンド(オフショアファンド)のFactsheet(運用レポート)を見る時に日本人が問題になるのが英語。とはいえ簡単な英語ばかりで、あとは数字やチャートが書かれているだけなので、とてもわかりやすいとは思いますが、その弊害となる英語の部分だけここに説明しておきます。
Net Asset Value(NAV):基準価格
Annual Return:年間利回り
Compound Annual Rate of Return(ROR):設定来年間平均利回り(リターン)
Cumulative Return:設定来累積利回り
Monthly Performance:月次リターン
Standard Deviation:標準偏差(リスク)
Sharp Ratio:シャープレシオ
Advisor:運用会社
Administrator:管理会社
Custodian:信託銀行
Auditor:監査法人
Management Fee:信託報酬
Performance Fee:成功報酬
元々金融商品というものは海外(オフショア)から来ているわけですから、皆さんが証券会社や銀行で購入する時に見ているパンフレットのものは、全部こういった英語であった言葉を無理やり日本語にしているからわかりづらいということですね(笑)。例えば「基準価格」とか「標準偏差」とか日本語で言われても、投資経験のない人からしたら、なんのことかチンプンカンプンでしょう(笑)。金融庁が日本で募集をする外国籍のファンドに対しても、資料を日本語で記述するように無理やりしているから、こうしたやっつけ仕事になるんです。
皆さんもこれを参考にオフショアファンドの資料を見てください。これ以外にもいくつかデータ(数値)が載っていますが、基本、皆さんはこの辺りを見て投資を決めても十分だと思います。逆に上記程度の情報すら載っていないのが日本の資料ですけどね(笑)。
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