20代、30代のための資産運用
最近、仕事のクライアントよりも若い人に会うことが多いため(笑)、そういった人達に間違えないでほしいのが、資産運用はお金(金融資産)がある人だけのテーマではないということです。もちろん定職がない、収入がなくただ今くらすことだけで精一杯という方はちょっと資産運用以前の問題ですが、それ以外で収入がある人たちはすでに資産運用をすることを考えるべきポジションにいます。
要は「資産運用」ではなく「資産形成」をするポジションです。これもよく勘違いされているのですが、
資産形成=お金を使わないようにして貯蓄をする
と認識してしまっている方が多いです。一生懸命、自分の本業でキャリアアップをしてお金を稼ぐことはとてもいいことです。それはぜひ最優先でやっていただきたい(資産運用よりも)ことであります。しかしその間、おそらく10年も20年もその状態で稼いでは使い、たまたま残ったのが金融資産、では全くもってお金がたまることは期待できないということです。
そう、資産形成をする上でのSTEPは以下のとおり。
1)安定収入(定職)を得る
2)貯蓄をするということを自分の意志で決める
3)毎月自動的に貯蓄する分を普段使う口座からわけておく
4)分けた分は預貯金(ゼロ金利)ではなく増えるところに置いておく
です。一歩一歩するしかないのですが、どれも自分の意志でしなければいけません。意志とはスイッチひとつのことです。「する」と決めたら今この場でスイッチを入れられるのが「意志」です。
さて私からアドバイスできるのは、こういった「考え方」だけではなく方法論でいう3)、4)の仕組みのところです。具体的にいうと3)だけでいうと、
・財形(会社)
・定額定期(ゆうちょ銀行)
・生命保険(日本国内)
・株・ファンドるいとう(証券会社)
・海外積立投資(弊社)
などと結構選択肢がありますが、4)を踏まえると、海外積立投資しか残らなくなります。海外積立投資についてはこちらの入門書(マニュアル)をダウンロードして読んでみてください(無料)。
増えることなど考えなくてもいいとお考えも方も多いと思いますが、こちらの複利運用のチャートを見るとそうは言えなくなると思います(笑)。
それでも増えなくてもいいという方は、私の出る幕ではありませんので(笑)、上記残りの選択肢から各々の場所へ行ってゼロ金利貯蓄を始めてください(株・ファンドるいとうは減るのでやめてください)。
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