毎月分配型の分配金の再投資

最近は毎月分配型が投資効率が悪く、しかも出てくる分配金も収益とはまったく関係ないものだ、という認識は持ててきた方が多いのですが、その次のステップとして毎月分配型の分配金を再投資すれば複利運用になると誤解している方が多いので、本日はそのお話です。

毎月分配型の分配金についてはこちら

複利運用についてはこちら

そもそもなぜ毎月の分配金がいらないのに毎月分配型を買おうかどうか検討しているかというと、ファンドの窓口になっている証券会社や銀行の営業マンが毎月分配型を勧めてくるからです。もっと言うと、証券界、銀行業界全体が今の毎月分配型ブームに乗って、多くの投資信託を販売しようとしているので、新しく設定される投資信託も皆毎月分配型となっているため、投資家の選択肢が毎月分配型のみ、という状態になってしまっているということです(言うまでもありませんが、海外では毎月分配型など存在しません)。

さてこの毎月分配型の再投資。

「分配金を受け取らずに再投資にまわすのだから、複利運用じゃないの?」

という方も多く見られるのですが、実際は一度分配金を出しているので、ここで10%の税金が引かれています(普通分配金の場合)。

普通分配金と特別分配金についてはこちら

つまりたしかに出てきた分配金の90%は再投資にまわすけれど、やはり10%は引かれてしまうのです。そう、再投資を選んでいる投資家にとっては毎月利益確定をした気はないとしても、商品設計自体は毎月利益確定をするようになっているのです。

こんな仕組みを作って誰にメリットがあるのでしょうか?もちろん投資家には何のメリットもありません。上記の通りデメリットだけです。そう、気づきましたね。メリットがあるのはです。毎月確実に税金を採れるのです。毎月分配型でなかったとしたらどうなるでしょう?皆さんバラバラの利益確定のタイミングでしか税金を取ることができません。しかも日本の投資家のほとんど(95%くらい)は損をしているため、いつまでたっても投資信託から税金は取れません。これでは貯蓄から投資へと政策を取ってきたかいがないのです。だから毎月分配型を促進して毎月税収を採れるようにしたのです。

投資家の95%が損をしている話はこちら

さあ、では皆さんだったらどうしますか?

1)毎月分配型以外のファンドから選ぶ

2)ファンド以外の直接投資(株、債券、為替など)だけで運用する

3)海外の複利効果のあるファンドで運用する

上記3つしかありません。ここまで話してそれでも毎月分配型へ投資をする人はいないと思いますが(笑)、どれを選ぶかは皆さんの選択になります。

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