投資家の95%は損している
先日資産運用などしたこともない友人と話している時にこの話をしたらすごい驚かれたので、皆さんにも一応話しておこうと思います。それは・・・
「世の中の資産運用をしている95%の人が損をしている。」
ということです。
とはいっても、実際に私がデータを収集して取ったわけでもありませんし、証券会社や銀行で公表されているものでもありません。まぁ、こんなもの公表するメリットは一切ないですが（苦笑）。あくまで私が野村證券に勤めているときに見てきた口座（私の顧客だった方の口座じゃないですよ）や、私が起業してから毎日のようにある問合せの方を見る限り（これは損しているから相談してきているとは思いますが）、遠からず当たっていると思います。
95%という数字がアバウトだとしても、要は何を言いたいかというと、世の中で株やFX、投資信託、変額年金保険をしている人は山ほどいるが、ほとんどの人が損をしているということです。
ではなぜ
「儲かった」
「FXでこれだけ儲かった」
「デイトレーダーとしてこれだけの副収入」
という声が聞こえているかというと、それは業者から出た情報だからです。
つまり・・・
・証券会社
・FX業者
・ファンド会社
・出版業者
・本の著者
・広告代理店
のことです。
だから私はその友人にも「資産運用などしないほうがいい」と言いました。証券会社や銀行で変な投資を始めてしまって損をするのが眼に見えていたからです。だからといっていきなり「オフショアファンド」や「積立投資」のことを言ってもきっとチンプンカンプンだろうな、と思ったからです。
論理的な答えがハッキリしていても、アドバイザーとしてはその方（今回だとその友人）の投資経験や年齢、金融資産などからアドバイスしないといけません。偏見が多かったり、ネガティブな性格だったりで、「真実」を伝えない方がいい時も時にはあると思います。むしろその方が幸せだったりするかもしれないからです。
皆さんの資産運用が成功するかどうかも、商品選びや証券会社選びよりも、本人がどのような人間か、で決まっているのかもしれませんね。投資経験ゼロ、金融知識ゼロでも成功している人をたくさん見てきているから、どうしてもこういう風に思ってしまいます。。
