CFDとは?
FXにレバレッジ規制が入ったこともあり、最近のネット業者&FX業者はCFD(Cintract For Difference)の取引を活発化させて手数料収入を得ようと戦略を立てています。
私のクライアントは・・・
・デイトレーダー
・FXトレーダー
・不動産投資家
は残念ながら対象ではないので、CFD自体あまり関係するものではないのですが、とりあえず一つの金融商品としてご紹介したいと思います。
CFDとは簡単に言うと、FXが為替を対象に取引するのに対し、CFDは株式やコモディティを指数化したものに投資をします。例えば以下のようなものです。
・日経平均株価
・NYダウ工業平均
・SENSEX30種指数(インド)
・中国H株指数
・ニューヨークWTI原油先物
・NY金先物
・10年米国債先物
・ペトロチャイナ(個別銘柄)
などです。
メリットとしては・・・
・FXと同じ要領でレバレッジを使うことができる
・投資対象が為替じゃなく、株やコモディティ、債券にも投資できる
・世界中の市場で取引できるので、24時間取引可能
デメリットとしては・・・
・新しい金融商品のため、株や債券ほどの取引量がない
・投資対象はそれでもETFよりも少ない
ということです。
つまりレバレッジをしない限りはどこかの証券会社でETF投資すればいいので、今までFX投資をレバレッジを使ってしていた方が投資対象を広げるためのCFDだと思います。その回転を早めることで、CFDを扱う業者は利益を稼ごうという仕組みです。私のクライアント含め、中長期投資でリスクを抑えた資産運用をしようという通常の個人投資家には縁のない話ですね。