外貨MMFとは?
「今の円高のタイミングで外貨投資をしておきたい」
「これからは円だけの資産で持っておくのはとてもリスクなので、外貨の資産も持っておきたい」
という方で、且つ
「けどリスクはあまりとりたくない」
という方には外貨MMF(外貨預金、外国債券、FXでもないですよ)がお勧めです。
外貨MMFを知らない方が多いと思いますが、実はどの証券会社にもあります。
外貨MMFとはだいたい先進国ではどの通貨もあって(米ドル、ユーロ、豪ドル、NZなど)、かつ為替手数料が低く、流動性が高いものです。投資対象先はその国の最も短期(流動性の高い)の債券だと思ってください。ま、さらに簡単に言うと、銀行の外貨預金=証券会社の外貨MMFというイメージですね。
以前のブログでも・・・
・為替手数料が安い
・金利が高い
・毎週変動金利
ということでご紹介しましたが、そのままです。
外貨預金は間接金融なので、銀行にたくさんのマージンを払わねばならず金利が低い。しかも為替手数料が高い。
外国債券は満期(3年、4年など)があるため金利が高い代わりに流動性が低い。しかもこれからの相場は、各国金利を上げていく段階なので、その間に外国債券投資してしまうと、途中売却の際は必ずと言っていいほど債券単価は下がっています。これを証券マンはほとんど説明せず外国債券の募集を行っていますが(金融庁の定める義務は「債券単価が変動する」というところまで。どうなったら下がるかというところまでは説明義務がない)、実際のところはこれからの相場には合っていません(逆にバブル後の日本の時のように、景気後退局面&利下げ局面では適切な金融商品です)。
FXは為替手数料が最も安いが、皆さんご存知のようにリスクが高い。素人は手を出してはいけません。
ということで、ほとんど資産運用をしたことがない方、資産運用に自身のない方、中長期と言いながら目先の為替変動に不安のある方は、皆さん外貨MMFにとりあえず投資してみましょう。
通貨は今のタイミングであれば、ほとんどどれもOK。米ドル、ユーロ、ポンド、スイスフラン、香港ドル、豪ドルどれもです。日本の銀行に預貯金のまま置いておくよりは全然いいです。
外貨MMFの金利だけでは物足りないという方は私にご連絡くださいね。
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