「円キャリートレード」とは?
円キャリートレードという言葉が一時流行りました。これはまだ諸外国の金利が高かった時(といっても数年前)、安い金利の円で資金を借りて、高い金利のドルで運用するという手法のことを言います。
これはこれであるとして、「これによって円安ドル高になっている」そして「多くのヘッジファンドがこの手法を取っている」と多くのTVのコメンテーター、証券マンが言っていました。実際、私も当時は野村證券で働いていて、そういう説明をお客さんにしていました(笑)。
しかしこれもまたマスコミと証券マンに作られたシナリオだったようです。どうもヘッジファンドという言葉が「=金融のプロ」というニュアンスで視聴者受け&顧客受けするらしく、そう作られたいたようです。
これは今回、藤巻健史さんのプロパガンダを見てわかりました。藤巻健史さんは元JPモルガン東京の支店長をされていて、当然米国でもトップクラスの外資の日本の支店長なので、もしヘッジファンドが「安い金利の円で資金調達する」のであれば、藤巻さんのところに来るはずです。しかし藤巻さんが支店長をしていた時には、一度としてヘッジファンドはお金を借りに来ていないそうである。
それもそのはず、銀行はディーリング、投資などのような元本が安全でない用途には、お金は一切貸さないからである。よくよく考えてみれば当然である。ただその証言者がいなかっただけなのである。
下手にマスコミやしったか証券マンを信じてはいけないといういい教訓ですね(笑)。