日光旅行
お盆に突然来日すると言ってきたフランス人の友人と日光へ行ってきました。実は彼はこれが2回目で、私が初めての経験でした(笑)。
最初に日光へ行こうと思ったきっかけは小説の『ハゲタカ』です。
舞台は1998年頃の日本。ハゲタカと呼ばれる外資ファンドが日本の不良債権を買い漁っている時代で、この日光の旅館も一つのターゲットでした。そしてこの金谷ホテルも小説の中で別の名前で出てきます。
金谷ホテルは明治から続く老舗で、作りもその当時のまま残してあるので、とても趣のあっていいホテルです。
奥には遊歩道があり、下って行くと川へ出ます。誰もいなくとても川から霧が出ていてとても神秘的な場所でした。
金谷ホテルを出ると、すぐ近くの日光東照宮へ。10年前に世界遺産になったそうです。
夜はホテルでゆっくりと。あまりにすることがないので、1階にあったビリヤードをしよう!(先日の横須賀でしたつづき)ということになり、球を借りることに。しかし問題なのが球が4コしかない・・・。白2個、赤2個です。よく見てみると球も大きいしビリヤード台に穴が空いていません(汗)。コレを見て、フランス人の友人は、「これはフランス式のビリヤードだ」と言い出しました。「なんだそれ!?」とルールを聞いたところ知らないと言います。しかも「通常のアメリカ式の方が面白いと思う」とのこと(汗)。
ここからiPhoneの活躍です。さっそくネットでルールを調べると、まず白い持ち玉を突いて、他の球をいくつも当てると得点が高いそう。
1)赤+白=1点
2)赤+赤=2点
3)赤+赤+白=20点(つまり全部当てる)
(順番は関係ない)
最初ルールがわからず突き合っていた時は、あまりのくだらなさに思わず笑ってしまいましたが、ルールがわかると面白いものです。。
結果は、この通り。85対62で僕の負けです。僕にはアメリカ式の方があっているようです(笑)。
その後は同ホテルのバーでまったり。しかしこの時にフランス人のブラックベリーにメールが。こんな土曜の夜まで仕事です。外資金融マンは大変です。。
僕はラサスカという日本酒を使った金谷ホテルオリジナルのカクテルを飲んでいました。。
翌日の朝はホテルで朝食を済ませた後、ミシュランにも載った湯沢屋茶寮のかき氷を食べて、フランス人にはおまんじゅうをおみやげで欲しいというブルガリア人の同僚にここの酒まんじゅうを持たせてやりました。
行き帰り共に3時間という長旅でしたが、たまにはこういう旅もいいですね。。