戦後の日本のGDP成長率
今からお見せする数字は夢のような数字です。しかしこれは我々日本の過去の数字です。ちょうど私が生まれた1980年までの数字をお見せします。
1980年以降に生まれた世代は団塊の世代(X世代)の次ということでY世代(ganeration)と呼ばれていますが、我々Y世代には全く想像もつかない世界です。(ちなみに私は日本ではなく、2002-2004年の中国で体験しています。)
【戦後の日本の名目成長率&実質成長率】
年度 名目成長率 実質成長率
1947 176.1 8.4
1948 103.7 13.0
1949 26.6 2.2
1950 16.9 11.0
1951 37.9 13.0
1952 16.3 11.7
1953 18.1 7.7
1954 4.0 2.8
1955 13.3 10.8
1956 12.3 6.2
1957 13.0 7.8
1958 4.8 6.0
1959 15.5 11.2
1960 19.1 12.5
1961 22.5 13.5
1962 9.1 6.4
1963 18.2 12.5
1964 15.9 10.6
1965 10.6 5.7
1966 17.9 11.6
1967 18.1 13.1
1968 18.9 13.8
1969 18.2 12.3
1970 17.1 10.2
1971 10.1 5.6
1972 16.5 10.4
1973 21 6.5
1974 18.7 0
1975 10 3.2
1976 12.2 5.9
1977 11 5.8
1978 9.7 5.7
1979 7.5 6.1
1980 7.7 5.0
「名目成長率」とは物価を加味しない成長率。「実質成長率」は物価上昇分を引いています。
誰もが賛成してもらえると思いますが、日本にもうこんな時代は来ません。GDPの成長率は物価上昇、賃金の上昇、貯蓄の上昇などが織り込まれています。
今の日本はデフレ(物価下落)、賃金下落(良くて横ばい)、貯蓄は増えない(低金利)なので、この3つのうちできるところを自分で対策していかなければいけないのです。
寛政権は消費税を10%にするそうです。増税をすることでさらにデフレが深まりますし、持っていかれた税金は国民の生活向上のためには有効活用されません(財政赤字なので、今までの年度の赤字をプラスにするだけ)。
もちろん投資をして資産を減らしてしまっては元も子もありませんが、よーく考えてください。預貯金&定期のままでもいいわけはありません。投資で資産を減らさず、そこそこの運用のアドバイスはいくらでもできます。ご相談はお気軽にどうぞ(無料)。
ツイート