【データから見る日本の問題点】「平均寿命が男女ともに過去最高を更新!」から考える資産運用
こんにちは、K2 Investment 投資アドバイザーのマハラです。
今回は、厚生労働省の調査で明らかになった『平均寿命が男女ともに過去最高を更新』というデータから見る日本の問題点に焦点を当てて資産運用を考えてみたいと思います。
<厚生労働省−簡易生命表(平均寿命の国際比較)>
<平均寿命・・・死亡率などを下に、その年に生まれた0歳のこどもが何年生きられるかを示す数値>
男性:80.21年(初の80年超え、世界第4位)
女性:86.61年(過去最高更新、2年連続世界一)
長生きって素晴らしいですね!
65歳程度で退職された方や引退されたオーナーから「もう先が無いから・・・」なんて言葉を耳にする事がありますが、実際(平均寿命としては)伸びているのが現実です。65歳を0歳として例えるなら、その方が中学生になって卒業する年(15歳)までは達者に過ごしている方が増えているというイメージでしょうか・・・。
今後は益々の医療の発達と共にこの平均寿命はもっと伸びてくると考えられます。気がつけば、平均寿命90歳なんてことも十分あり得そうな勢いです。
さて、少し視点を変えてシビアな側面から考えた場合では、日本はますます少子高齢社会となっていくという事で、同時に社会保障費が増大していくということです。
社会保障給付が増加していく以上、それを支える今の若い世代(20代〜40代)はその負担を強いられるという負のスパイラルが続くというになります。では、今の若い世代(20代〜40代)を支えていく更に若い世代(未来のこどもたち)は増加していくのでしょうか?答えは残念ながら、今のところNOですね。
例えば年金問題の場合、少子高齢化に歯止めが掛からない現実を踏まえると今の20代〜40代は年金満額受給はキビシイ見方がされています。つまり、今の60歳以上の世代と同じようには国に頼れないという現実です。
今の20代〜40代もいつかは退職して老後を迎えることになります。一般的に平均寿命が伸びている分、蓄えも増やしておく必要性がありそうです(長生きリスクへの備え)。資産運用の観点から考えると、このような人口動態や経済動向の大枠での流れを捉えて、しっかり働ける現役世代から少しづつでも月々一定金額をコツコツと積立投資で増やしながら備えて行きたいものです。
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