国の借金と個人金融資産
国の借金と個人金融資産の関係を改めて考えてみましょう。
まず国の借金は現在979兆円。
対して個人金融資産は1441兆円。この内375兆円は住宅ローンです。
つまり純粋な個人金融資産は1066兆円。
そしてこの個人金融資産の内訳は・・・
預貯金:54%
債券:5%
投資信託:2%
株・出資金:7%
保険・年金準備金:27%
その他:4%
であり、このうち預貯金、債券、保険の部分はほとんど間接的に国の借金(国債)にいってます。つまり計86%です。金額にすると917兆円。
気づきましたか?国の借金979兆円のうち国民が917兆円を保有しているのです。
そう、あなたが預貯金にお金を置いていたり、生命保険をかけていたり、国債を購入していることで、借金まみれの日本国と運命共同体になっているのです。
さぁ、では日本が近い将来ギリシャのように債務不履行(デフォルト)になったらどうなりますか?そう、満期になってもお金が返ってこないのでパニックになります(信用危機)。当然それを知った国民は、そんな国にお金を預けておくことができないので、皆銀行へ行ってお金を引出します。保険も即解約です。しかし、そんな大量な引出しを銀行が対処できるわけもありません。保険もしかりです。保険機能が果たせなくなります。最終的には預金封鎖しかないのです。誰も自分のお金を引き出せなくなるのです。そうなればもう自分のお金であって、もう自分のお金ではありません。
その対策のためのオフショア投資なんですよ。べつに増やそうとしなくていいです。海外の銀行口座を作って、そこに送金して置いておいてください。それだけでリスク対策になります。
近々、新しく『海外口座開設入門書(マニュアル)』をリリースします。お楽しみに。。
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