欧米、格付け会社批判再燃

先日のギリシャ格下げから、欧米から、格付け会社批判が再燃している。

今回の話はギリシャ格下げに限らず、過去もこのような問題が起こっていた。

2001年:エンロン(投資適格→破綻)
2007年:住宅ローン担保証券(AAA→投機的)
2008年:リーマン・ブラザーズ(投資適格→破綻)

それでけプロでも会社を100%理解することは難しいということである。

私も当時新卒の時に、大和総研の最終面接で、

「自分の担当している会社のことを何%まで知ることができるとおもうか?」

と聞かれたことを覚えている。その後の質問は、

「ではあなたはあなた自身のことを何%わかっていると思うか?」

である。

要は自分のこと以上に会社のことを理解することは不可能ということ。

あなたは自分のことをどのくらい理解していますか?

ましてや個人投資家が限られた時間と限られた投資情報で、その企業や国、金融商品がどのくらいのリスクをはらんでいるのかなど、100%理解することは不可能なのである。

では何ができるのか?

まずはあなた自身、投資において何が目標なのか?を理解し、相場を理解する。そしてその相場とあなたの考えに合っている金融商品を選ぶことである。

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