キプロス&スロベニア政府の預金規制

海外に口座を作る意味って色々あると思いますが、一番大きいのがこれ。

「自国の破綻(デフォルト)時に自分のお金を自由に使えるようにしておくこと」

が最も重要なポイントとなります。

国のデフォルトというのはそんな頻繁に起こるわけでもないですし、海外の情報がなかなか入ってこない日本国民にとっては、あまり実感がわかないと思いますが、今欧州で起こっていることがこれです。国はキプロスとスロベニア。

国が破綻するかもしれない、ということで、財政緊縮を求められています。要は無駄なお金を使わないようにし、EUの他国頼みではなく、まずは自国民の取れるところから税金を取って、自分の国の中で解決しなさい、ということをしています。

そのうちの一つがこれ。預金規制です。今のところ出てきている政策の一部がこちら。


・個人の引出しを300ユーロ(約3万円)/日に制限
・個人の引出しを2000ユーロ(約20万円)/月に制限
・企業の引出しを10,000ユーロ(約100万円)/月に制限
・10万ユーロ(約1000万円)以上を対象に、破綻時に一部没収


自分のお金というのは、実は本当の意味で自分のお金ではなかったということですね。国家が成り立った上で物と交換するためのバロメータが通貨ということです。今回の場合、国がそのバロメータであるお金を自由に使わせない(銀行から引き出せない)ようにしたことで、国に何かあったらそこから資金を回収できるように確保したのが今回のケースです。

国があってこその個人だから、そうするのが当たり前だろ!という方はエライ。けれど1000万円を銀行に預金していない方、お金を普段から使わない方が言っても説得力ゼロ。お金を持っているところから取るというのが鉄則です。ないところからは取れないのです。何が平等か?その定義は人それぞれだと思いますが、破綻というのを目前に控えて重要なのは平等ではありません。「解決策」です。国が破綻しないために、できることはやってきます。例えそれがモラルハザードだとしても・・・。

さてここまで来て皆さんが何をしなければいけないか?預金がない方はまず頑張って働いて稼いでください。もしくは毎月コツコツ積立投資をしておいてください。預金がたくさんある方。こうした方は、普段必要のないお金を海外の安全な国の安全な銀行に置いておいてください。それそのものにリスクはありません。為替リスク?円預金もあります。海外の銀行の円預金にそのまま置いておいてください。

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