国債1180億円をポルトガル起債 応募は1.8倍
ギリシャの次に危ないとされるポルトガルが、10年国債を10億ユーロ(1180億円)分起債(債券を発行すること)した。国の社債としては我々としてはたいしたことのない金額なのだが、注目は応募額。
EUが最大7500億ユーロの支援を発表した後とはいえど、表面利率4.8%で、当初の3〜10億ユーロの申込の見込みに対し、18億ユーロの申し込みがあった。
通常信用力がなくなると、高い金利でしか資金調達できないので、金利はもっと上昇してもいいと思うのだが、今回もギリシャ危機前の4月と比べ、たったの0.2%の上昇でとどまった。つまり投資家の将来の危機に対する考えがこのくらいということで受け止めていいと思う。
ツイート