金、マクロ経済が相場左右
最近ETFの記事を多く目にするのは、私がETFを気にしているからだろうか?今朝の朝刊にも出ていた。
記事によると、以前は戦争などの地政学的リスクで金の価格が左右されてきた。しかしETFの売買が2002年に始まってからは、機関投資家などの投資資産にも積極的に組み込まれるようになり、結果、他の株や債券といった伝統的資産との連動性も高くなってきた。ただ決して、株高=金高というわけではなく、株や為替が売られる局面で、金を持つ動きが出てきているということなので、逆相関と言える。
そして現在のETF残高(1400トン)は金全体の取引量(3386トン)の4割に達し、日本の金準備高(765トン)よりも大幅に多い。
今までも何度か書いていますが、ETFというのは個人投資家でも年金基金などの機関投資家でも、同様に投資できる対象先です。しかしコストやパフォーマンスの観点から合理的に動く機関投資家に対して、個人投資家はみんなが投資していないからという理由で投資をしようとも考えません(一部ネット投資家や上級者のみ投資しているのが現状)。ETFは一言でいうと、株と一緒なので、とりあえず付き合いのある証券会社で買ってみるのもいいでしょう。。
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