09年度投信ランキング 外国債券型、高金利通貨建てが上位に
昨日の外国株式型投信ランキングに加え、今日は外国債券型の投信ランキングが出ていた。外国債券型といえば「毎月分配型」。皆さん、一つは持っているんじゃないですか?
まず2009年度上昇したのは134本中86%。要はほとんどが上昇したということ。そうは言っても皆さん、リーマン・ショックでずいぶん下がってしまったので、元に戻ったか、それでもまだまだという感じで、儲かったとは感じていない方も多いでしょうか(笑)。
上位に入ってきたのは、度々ブログでもご紹介しているが、「通貨選択型」や「ハイイールド債」などの金利の高いもの。1位の『欧州ハイ・イールド・ボンド・ファンド(豪ドルコース)』はなんと94.3%の上昇。金利よりもほとんどがハイイールド債券の価格の上昇と、豪ドルの上昇にあるでしょう。とはいえ、上昇することがあれば下がることもあるということ。ハイイールド債はリーマン・ショック時、相当に下がったのです。こちらのグラフを御覧下さい。
2008年に10000円でスタートしたこのファンドは、すぐにリーマン・ショックにあい、半値の5000円まで下がっています。それがやっと今プラスになったというところです。
逆に今回のランキングで下位だったのは、米国債などで運用している高格付けのファンド。先進国が一斉に金利を下げたのと、円高の影響でマイナスの成績でした。
さあ、ではこれからはどうなるのでしょうか?為替は?金利が高い方がいいのか?過去上昇しているファンドを買えばいいのか?それはあなた個人の投資意向にもよります。一度、リアルタイム診断(無料)をして、ご自身がどんな投資意向なのか把握してみるのもいいでしょう。
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