ブラジル、金利据え置き
今、高金利で人気のブラジルレアル。外貨建てで持つことで、「為替プレミアム(短期金利差)」が取れるという構図なのだが、大事なのはリスクの理解。この場合、リスクは当然「ブラジルレアル」という通貨。通貨が上がるか下がるかというのは、いろいろな要因に左右されるのだが、最も影響の大きいには政策金利。
その政策金利が今回は据え置かれた。
政策金利を上げるかどうかは、国内の様々な統計を基準に決める。ブラジルは日本と違い、物価も誘導目標の4.5%を超えているし、雇用や鉱工業生産、小売なども全部いい数字が出ている。その中でも2008年の金融危機では計5%引き下げ、現在の8.75%にした。
今後は引き揚げると名言しているし、それだけの材料も揃っているので、次回は0.5%なり上げてくると思われる。そう、ピンと来ましたか?ブラジルレアルは将来上がる可能性が高いということです(対円)。
分配金や金利の高さで選ぶのもいいですが、どうせ「為替リスク」を取るのであれば、安いところで買うにこしたことはないですよ。。
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