財政支出 中国、最大の110兆円
中国が全人代で2010年度(1月〜12月)の予算で財政支出が去年の11%増、約110兆円にすると発表した。
財政支出
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公共事業の拡大
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公共事業を請け負う企業が儲かる
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そこで働く従業員の雇用が生まれる
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所得を持った彼らが消費するようになる
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物を製造、販売する会社が儲かる
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値上げをできる
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インフレになる
ということで、景気拡大(特に中国は内需拡大が課題)があるとはいえど、急激なインフレになるという恐れもある。事実、不動産などのインフレは異常なもの。昨日TV東京系WBSやその他のチャンネル(たまたまかもしれないが、中国特集ばかりだった)でやっていたのだが、不動産の価格が1年で3倍になっているらしい。一時的なバブルはしょうがないとも言えるが、少し行き過ぎであろう。銀行に預けても2%しかつかないので、誰もが不動産や株式資産を持つようになっている。
では財政支出をしている大元の中国政府の財政はどうだろうか?決して財政黒字なわけではない。2010年度予算で財政赤字が過去最大の1超元(約15兆円)となるそう。国も今は投資のし時だと判断しているのだ。
個人的には8%も成長率がなくてもいいと思うのだが、中国がそういうのだから仕方がない。日本にいる個人投資家は、中国人のように博打好きではないはず(ですよね?)。中国株もいいと思いますが、いつでも手を引ける姿勢で投資してくださいね。。
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