欧州銀、収益が大幅改善
金融危機以前は安心とされてきた外資の銀行も、このような状況になってからは、我々も真剣に「破綻リスク」というものを考えなければならない。
この記事は2008年、2009年の各金融機関の決算を表したもの。
銀行によって全く状況が違い、いまだ大幅な損失を出しているUBS、RBS、ロイズが目立つ。RBSとロイズはイギリスに実質国有化されているが、財政状況がよくない銀行に自分のお金を預けていて気持ちのいいことはない。
また各金融機関同じように言えるのが、投資銀行部門が収益を伸ばした代わりに、商業銀行部門や不動産融資では相当の焦げ付き（不良債権）があるということ。これからまだまだ出てくることを考えると、投資銀行に強い金融機関以外はかなり厳しい経営が続くと見られる。
日本にいれば特に関係ないかもしれないが、オフショア口座を開設しようという方には大きな問題（オフショアファンドは全く関係ないですからね）。もちろん国内のメガバンクも全く安心できる財政状態ではないが、オフショア口座も同様に財政状況をチェックした上で口座開設した方がいいですよね。。
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