預金準備率 ブラジルが引き上げ
もう全然日本含む先進国とは別世界な新興国。中国、インドに引き続き、ブラジルが預金準備率を引き上げた。
まず定期預金に対する準備率を現行の13.5%から15%に。その他の預金準備率も4~5%から8%に引き上げ。すごい金利がつくな・・・(汗)、というのもあるけど、上げ方が半端じゃないですね。。
2008年の金融危機で、ブラジルは約5兆円を市場に供給。そして今回、約3超5500億円を市場から引き揚げることになる。つまり7割方、金融危機前の水準に戻ることができる、と当局が判断したようだ。
きっとここで???と思っている方がいると思うので補足。。。
預金準備率引き下げ
↓
金利が下がるので、皆お金を銀行に預けなくなる
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企業は融資の際の金利が安いので、たくさん借りようとする
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銀行に預けなくなったお金は、投資にまわるか、消費にまわる
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企業は借入をして、設備投資や事業拡大にまわす
↓
経済が活発化し、株も上がるようになる
ついて来れましたか?これが景気が悪くなった時、つまり金融危機の時の中央銀行の対応です。そして今度はこの真逆。もう大丈夫ですね?ちなみにこういうのをマクロ経済学を言います。経済学部出身のあなた。ちゃんと覚えてました(笑)?
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