公的年金 利回り示さず
我々の年金の運用が方針すら定まらないよう。
2010〜2014年の間、目標利回りを出さず運用して行くそう。しかし最低限1.1%を、賃金上昇率を入れて(たったの)3.2%を上回るよう運用して行くそう。
日本の公的年金の運用残高は約120兆円。とてつもない金額だが、このうち67%が国内の債券を持っている。つまり日本国債である。我々の年金で国の借金を肩代わりしている?おいおい・・・(汗)。他には国内株式11%、外国債券8%、外国株式9%(先進国)、短期資産5%ということなので、株式20%でそれ以外の80%はすべて安全資産という、超保守的な運用である。もしこんなファンドが投信であったら、個人投資家は誰も買わない(預貯金と大して変わらないから)。
国は運用能力のなさを理由に、運用を放棄しているに近い。これが海外になったらどうだろう?有名なところで米ハーバード大学の年金基金を調べてみたので、次回はその運用成績について検証してみます。。先に言っておくと、過去20年間の年間平均利回りは11.7%。当時5000億円程度だった資産は、ピーク時で3超7000億円、今2兆7000億円以上あります。
次回をお楽しみに・・・
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