世界のヘッジファンド 運用成績改善 6年ぶり水準
私は当然のように、ヘッジファンドの毎年の成績と、過去の成績は頭に入れてあるのだが、ヘッジファンドというと、おそらく皆さんはあまり気にしないところだと思うので、今朝の日経から記事をご紹介したいと思います。
まず左上のグラフを見ていただいて、ヘッジファンドは2008年だけずいぶん下がっているのがわかります。金融危機の中、株は1/2、1/3になっていた時期ですが、ヘッジファンドも「金融という流動性の悪化」で下がってしまいました(それでもマイナス11%ですが)。
本来、ヘッジファンドは上げ相場でも下げ相場でも利益をあげられるので、2008年以外は上げ相場の時も下げ相場の時も安定した利益が出ていました(平均して10%代)。その状態が昨年、戻ってきたようです。毎年10%代の安定した利益が出ていれば、
10%で2.59倍
15%で約4倍
20%で6.19倍
(複利運用)
※複利運用についてはコチラ
となっています。誰もが「十分な利益」と言ってもらえると思います。
今後も安定した資産運用にはヘッジファンドは欠かせません。
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