日本株を除き、世界の株価、震災前水準に
日本のM9.0の東日本大震災を受けて、世界の株価が一時的に下落をしたが、先週末で主要指数のうち日本株以外はすでに震災前水準を戻している。
高い順に・・・
ロシア:約+6%
インド:約+6%
南ア:約+5%
アメリカ:約+3%
ドイツ:約+2%
中国(上海):約+1%
日本:約-8%
となっている。
同時期に中東問題(リビア等)が勃発していたので、石油関連が上昇、電力は下落、震災に影響のない国はそれまでの上昇と変りなく上昇しているという形である。
今回の震災はアクシデントではあるが、そのせいで東電や日本国の財政状態がさらに悪くなるのも事実。そもそも日本という国は、1000兆円という莫大な借金を抱えてきた国である。現在中国と同じA-という国債の格付けが、今後のさらに格下げされることも容易に予想される。当然そうなると財政破綻に一歩一歩着実に近づいていく。そんな記事も噂も多いと思うが、それは事実であるが故にある話である。
震災も国債の信用力低下も財政破綻もすべて他人ごとではありません。今が「何か」をしておかねければ行けない時です。
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