「国の借金」871兆円

 日本の国の借金が871兆円とのこと。あまりに天文学的すぎて、いったいこの数字がどれほどすごいのかも分からないと思う。人口で割ってみると一人当たり683万円の借金だとのこと。

 これを対GDP比で表すとわかりやすい。まずGDP(国内総生産)とは、個人や企業が生み出す生産量だと思っていい。個人だと賃金(これが全体の60%)、企業だと商品の売上である(全体の30%)。(あくまでここではざっくりわかりやすく書いてます。専門的に勉強されたい方はwikipediaへ。)このGDPに対する借金の比率が財務省から発表されている。

財務省HPへ

 これは国際比較したもので、他の先進国と比べている。2009年、日本はダントツの189.6%、2位のイタリアでも122.9%である。ちなみに金融危機の震源地アメリカは87.4%。あれだけの景気対策と財政支出、イラクへの軍事覇権をしてもまだこの水準である。

 そして今年1月S&P(格付け会社)が日本国債の各付を「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。

 よく「国家破綻」という言葉を耳にするが、どこまで現実味があるだろうか?たしかに日本国の借金は国民が負っていて、かつて破綻したアルゼンチンのように外国に借金をしているわけではない。国民も日本国に破綻してもらっては困るし、一気に皆が国債を売却(要は「借金を返せ」という)するわけでもない。日本には国有の資産がたくさんあり、それを売却すれば借金も一部は返せるとも言う。

 しかし、そもそもそれはすべて後手であり、日本という国が発展して良くなる話とは程遠い。今の日本のどこに「日本が良くなるには」という会話が出てくるだろう?今TVで見ていた唐沢寿明の不毛地帯のように、「日本には石油がないので、使命として石油を確保することが、日本の将来のためになる」という思考がどこにあるだろうか?僕の尊敬する孫正義さんが、「日本のITは遅れている。まずはパソコンなどのハードでなく、インフラを整えるべきだ」と言って、2003年Yahoo BBを始めたことで、ブロードバンドが低価格になり、今日のケーブルや光ファイバーがある。日本は一気にIT先進国となったのだ。その後、グローバルスタンダードのケータイだということで、英Vodafoneを買収。日本でケータイだけでなく、そのまま中国やヨーロッパへ行っても同じように使える環境を整えようとしている(外国人が日本に来てもしかり)。

 おそらく国に期待しても無理だろう。日本国民の選択肢は

1)企業の一員として頑張ってたくさん会社を儲けさせて国を助ける
2)自分は自分と、自分と日本国を切り離してリスク管理をする
3)日本を捨てて海外へ行く

1)はサラリーマンとしては、そこまで頑張る人間はほとんど皆無だろう。なぜなら頑張っても賃料はそんなに上がるわけでもなく、目の前の自分の幸福が優先するからである。では起業?起業もいいが、がんばってたくさん儲けて、国にたくさんの税金を納めよう!というオーナーがどれだけいるだろうか?税金を納めても、無駄使いされるだけだったら、納めたくなくなって当然だろう。結果、毎年税務署とイタチごっこを繰り返す。

2)結果、この方が一番多い。オフショア投資をしている方も、この考えがベースにあってこそだろう。オフショア投資については下の入門書をダウンロードして下さい(無料)。

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3)究極はこれ。すでに自分の会社をIPO(上場)させて、全株売却。自分も経営から退いたら、海外へ行って生活している人が多い。富裕な方ほどそうするだろう。しかし、一般の方からしたら、言語の問題はあるし、日本の資産を全部売却して、家族とも関係が薄くなるこの選択肢を取ることはなかなか難しいのも現実である。

これを読んでいただけている方も、これを機会に一度ゆっくり考えてみて欲しい。

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