中国事業が稼ぎ頭に
新興国(中国、インド、ブラジル、ロシアなど)と言われている世の中だが、実際中国の景気による依存度が高くなっている。日経新聞によると、日産、ホンダ、コマツ、古河電工、日本精工などの製造メーカーの中国での利益が世界全体の利益に占める3分の1~3分の2くらいになってきているそう。
こうなると、もう中国の10%成長が続くことを祈るしかない。元の切り上げもしばらく先でいい。さらにまだ日本で売り上げることだけを考えている企業には早急なるグローバル化を進める必要だあるであろう。
普段はほとんどTV見ない私だが、夕飯の時になんとなくつけていた『夢の扉』という番組でシコーというファンモーターの会社が出ていた。この会社は中国に3つほどファンモーターを作る工場があり、すべて手動で作っているそう。ファンモーターはPCの中に入っている部品で、高温になったときに冷却させる役割を果たす。さらに私たちの毎日使っているケータイ。この中のバイブもこの会社の超小型モーターだそう。大きさは米粒大(驚)。。
私も中国に留学してきたが、実際こういった企業を見る機会はあまりなかった。中国法人の見学に行ったこともあったが、皆、勤勉。もくもくと作業をして、結構効率もいい(日本人の方が上だとも言われますが)。この記事にも書いてあるように、リスクは技術が盗まれることと、共産国なので、いきなり強制退去もありえない話ではない、ということだろうか。
ツイート