中国 海外投資の再開認可

 自由市場のグローバルスタンダードから見れば違和感のある話ですが、中国の機関投資家向けが海外に投資をする際には適格国内機関投資家(QDII)という資格が必要になります(外国人が中国株に投資するQFIIのではないですよ。。)。この金融危機の前から、それがしばらく新規向けには凍結されていたのですが、今回17ヶ月ぶりに再開されるとのことです。今回の金額は約1380億円。世界市場から見れば少ない額ですが、中国国内の余剰資金が世界に溢れ出てくる格好になります。

 しかしながら、この中国政府がコントロールしている共産主義下の市場経済。結果から見たら昨年の金融収縮の中で世界の全ての資産が下がっても、中国国内だけ異色の動きをしていて、世界で最も戻りも良かったのが中国。そう考えると、中国政府が正しい舵取りをすれば、国民は今回のように(比較的)救われるというのもあるものです。日本のように「貯蓄から投資へ」と言って、銀行窓販を始め、何も投資などわからない人達が、「定期よりは金利(分配金)が多いから」という理由でグロソブやその他毎月分配型ファンドに投資を始めた矢先、このサブプライムローンと金融危機で大幅に資産を減らしたことを比べると、日本よりもよっぽど中国の方が正しいのではないか、と思ってもしまいます。

 とはいえ、私はリベラルなので、基本的には自由&競争主義。競争の中からより良い結果やサービス、イノベーションが起こると思っています。ただし経済にはタイミングは大事です。景気にも循環があります。ちゃんとそれがわかる人間が閣僚にいて、目の前の変化を理解した上で政策を考えてもらえる政府があると、日本経済ももっと早く良くなると思います(今のアメリカのように)。鳩山さんの所信表明があったので、思わず政治にベクトルが向いてしまいました。。

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