医療保険
今回、医療保険について保険会社のMDRTの方から面白いお話を伺う機会があったので、皆さんにご紹介します。
よく皆さんは「入院した時のための保険をかけましょう」と耳にすると思います。ただいつも思うのは、「かけている保険代と入院した時の経費を天秤にかけたら、いったいどっちのほうが得なの?」ということ。この疑問を解消するために「実際入院することになった場合、いくら費用がかかるのか」がポイントとなります。
それではここで入院する際必要になる経費を挙げていきましょう。
1)救急車代:無料
2)部屋代
3)食事代
4)治療費
ひとつひとつ分解していくと、
2)部屋代:緊急時には部屋代はかかりません。(もちろん聖路加病院など良い病院の個室などに入られれば別ですよ。)
3)食事代:260円/回×3回×30日=23400円/月
ただ食事代は、入院をしようがしまいが、普段からかかっている費用です。そのため、保険で用意する物ではありません。
4)治療費:これが一番気になるところかと思います。そう、高額な治療をせざるを得なかった場合、したはいいが高額な治療費を請求されるのではないか?ということです。しかし日本では健康保険法により、高額医療の自己負担はかなり限られます。例えば53万円/月以上の収入のある方でも、80100円+α(これは数千円)=約90000円の治療費で済みます。つまり一日にしてみればたったの3000円です!
私はまだ結婚したばかりで保険にも入ってはいませんが、すでに保険を入られている方、こういったことを踏まえて現在の保険を見直してみましょう。そんなに保険に負担をかけなくても良いのかもしれませんね。
ここまで読むと、保険なんていらないんじゃないの!??と思われる方もいると思います。ただやはり必要なのはガン保険。ガンの発生は遺伝とも言われていますが、環境からくるとも言われています。ただ周りにも「タバコを吸わないのに肺がんになった」とか、「お酒を飲まないのに肝臓がんになった」とかありませんか?一度ガンになるともうそれ以降ガン保険に入ることはできません。終身でも期間を区切ってでも、ガン保険には入っておいた方が良さそうです。ちなみに私はまだ29歳。それでもガン保険は必要だな、と感じました。もし経営者の方が亡くなってしまったら、遺された者で同様にやっていくことなどほとんど不可能ですしね。