格付け機関
投資をする際に、その会社がどんな格付けを持っているのかを知っておく必要があります(特に債券投資の場合)。といっても今債券投資をしようという方は少ないかと思いますが、これはファンドなどを買う際、もしくは海外のオフショア口座を設ける際、その金融機関の格付けを知っておく必要があります。今回は代表的な格付け機関を二つご紹介します。
Standard & Poors(日本)
Standard & Poors(英語)
ここで代表的な金融機関の格付けを比較してみましょう。今回はFitchで調べてみます。
三菱東京UFJ銀行:A
野村ホールディングス:BBB
HSBC Bank plc:AA
Goldman Sachs Group, Inc.:A+
これがお客様からの問い合わせが一番多い「海外の金融機関は大丈夫か?」という答えになります。どこよりも日本の今預けている銀行の方が危ないのです。どうしても海外だと、「日本語が通じない」「外国人は適当だから心配」「海外送金するとお金がどこかへいってしまうのではないか」という風に言われる方もいます。ただ、それは私達アドバイザーがつくことで十分に解消できます。金融機関の健全性はここに表されている通りです。
今回は金融機関について調べてみましたが、自身が投資している会社、国なども調べてみましょう。もちろん投資信託で間接的に投資している方もですよ。最近流行の新興国や米国のハイイールド債券。国で言うとブラジルレアル債、トルコリラ債、南アランド債など。会社で言うとGM、フォード、Citi Bankなどです。どうしてハイイールド(高利回り)なのか自分の目で見て確かめてみましょう。そしてリスクを理解した上で、リターンを求め投資をしましょう。