【資産運用Q&A】三菱銀行株について教えて下さい(三菱東京UFJ銀行株と日本株)

<Q.>
08年頃から三菱銀行株を100株ずつ買っています。最初は800円で購入し、割安だと思っていたのですが、リーマンショック後500円台に下がり、その後は400円台になったときに100株ずつ買い足しています。今は平均取得単価は600円まで下がりましたが、持ち株が1500株までになり、30万円ほどの損が出ています。
来春に引越しを予定していることもあり、100万円くらい必要なので現金化を考えているのですが、銀行株の売り時というのはいつなのでしょうか。

損切と考える場合は、何円くらいで売るべきでしょうか。
銀行株はもう値上がりしないのでしょうか。
他にもTOPIX連動型投信などを100万円くらい持っていて、こちらは日経平均が9500円くらいならば黒字になるのですが、この投信を売って現金を作った方がいいのか、迷っています。教えていただければ幸いです。


<A.>
〇〇さん、はじめまして、投資アドバイザーの河合といいます。

まず株式には相場観も絡んでくるので、断定しては言えませんが、三菱東京UFJ銀行株含め、ほとんどの日本株は今後も厳しい環境が続くと思います。

〇〇さんがされている「安い時にナンピン買いをして、平均買付単価を下げていく」というのは投資のやり方としてはすばらしいですが、投資する先が上がらなければ結局は永遠に儲かりません。つまりやり方はそのままでいいので、投資先を国外へ向けていくといいでしょう。その際は、個人で毎月売買をするのは大変だと思うので、「積立投資」という仕組みを利用してください。これであれば毎月自動的に一定金額を投資するという「ドルコスト平均法」を使うことができます(詳しくは私のコラムをご覧ください)。

今はとりあえず100万円必要ということであれば、三菱東京UFJ銀行株とTOPIX連動を半々で売却するのが無難でしょう。将来的にはどちらも売却を検討してくださいね。

またなにかご質問があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。


会長&投資アドバイザー
河合 圭

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